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内容(「BOOK」データベースより)
他人の目を気にして、びくびくと生きている百合は、単純なミスがきっかけで会社をやめてしまう。発作的に旅立った離島のホテルで出会ったのはノーデリカシーなバーテン坂崎とドイツ人マティアス。ある夜、三人はホテルの図書室で写真を探すことに。片っ端から本をめくるうち、百合は自分の縮んだ心がゆっくりとほどけていくのを感じていた―。
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なんだか賛否の別れる作品のようですね。
あとがきにあるとおり、作者自身が疲れていたときに旅行に行ったその時の思い出と自己否定が相混ざった作品だと言うことで、作品の底に流れるマイナスオーラを察してしまう人もいるようです...
とても敏感な方たちなんだろうなぁ。
確かに、主人公のやさぐれ感や、金持ち青年マティウスの奇怪な行動は疑問でした。
そう言うの書く必要あるの?って。
でも、疲れたからと言って仕事を辞めて何日も旅行に出る余裕は私にはない(´・ω・`)
時間もお金もない(´・ω・`)
そう言う意味では憧れを実行させた主人公が羨ましく思えました!
いいよねぇ、離島。
いいよねぇ、人里離れた高級ホテル。
いいよねぇ、何もしない時間。
いいよねぇ、毎日のルームサービス。
おまけにこのホテルには図書館まであるじゃないですか(。◕ ∀ ◕。)
不気味に感じて主人公はあまり近寄らないのだけれど、活字好きな人間にはたまりませんよね...
お外に持ち出して、テラスのチェアでルームサービスのドリンクでも飲みながら、ミステリーを読みふけるとかもう最高の休日...(妄想)
主人公は、マティアスやバーテンなど不思議な人たちとの交流を通じて、自分の根底にある「疲れの原因」に気づきます。
そしてそれを自分自身で認め、寄り添うことによって、自分を取り戻していく、最後は解放感に浸ることの出来る作品だと思います♡
あれ?お姉さんって結局どうなるんだっけ?(*´・ω・`)