3月11日に映画「パレード」 | それゆけすずめちゃん

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北米山岳部に住んでいます。ブログを始めて10年以上経ちました。
おうちご飯を作っては食べ、天気が良ければウォーキング、夏の間は野菜作り、そして時々映画を観る。そんな毎日です。

おはこんばんちは~

 

薄曇り。はっきりしないお天気でした。

昨日、一昨日と忙しかったので、今日はお家の事をすることにしました。

ゆっくりお寝坊もしたし。

 

ブランチ

普通(笑)

 

コーヒーはウガンダ…これが一番好きかも。

 

 

夕方お腹が空いてきたので、うどん。

 

キノコ、ほうれん草、天ぷらうどん^^

これだけではまたお腹が空くので、お夜食食べるでしょう。

 

 

 

 

 

昨日観た映画(いつも通りNetflixです)。

 

「パレード」(2024年 英語題 The Parades )

2月29日から配信の新着。

新着ということで、予告が入ったり、新着ですよマークがついていたり。

そこで何回か予告を見るうち、興味を持って見ようかなーと思ったのです。

 

予告から、いわゆる霊界物かな~なんて観始めたのですが…ちょっとだけ違ってました。

 

パレード - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画

 

美奈子(長澤まさみ)は瓦礫と共に浜辺に打ち上げられ、ふと目を覚まします。

災害が起きた中で、美奈子は息子を探します。

でも、人々に話しかけても、まるで自分は居ないかのように無反応です。

それでも被災現場で息子を探し回る美奈子。

 

おなおさん®️横浜流星💜Netflix映画「パレード」2/29世界配信💜「MIMI」今春公開 on X: "1回目は全体のストーリーと映像を中心に  2回目は野田さんにリスペクトしつつ音楽を中心に 3回目は字幕付きで脚本家に思い馳せ、台詞を中心に 4回目は主人公美奈子の視点から 5 ...

 

探し回る中、マイクロバスに乗ったアキラに呼び止められます。

 

美奈子は初めて自分の存在に気が付いてくれたアキラの車に乗りこみます。

アキラが連れて行ってくれたところは遊園地跡でした。

 

中央にかおり(寺島しのぶ)のやっているバーがあり、他にも人がいました。

一風変わった人達でした。

 

Netflix映画『パレード』場面写真10点を一挙解禁!坂口健太郎、横浜流星らの切なげでどこか暖かさも感じる表情に注目 | Emo!miu|エモミュー

 

元ヤクザの勝利(横浜流星)

 

恋人篇 | 横浜流星】映画『パレード』愛のパレードはつづく | Netflix Japan - YouTube

 

映画プロデューサーのマイケル(リリー・フランキー)

 

リリー・フランキー - 監督兼主演の映画撮影でNGを連発するマイケル🎬 | パレード | Netflix Japan - YouTube

映画画像は検索サイトからお借りしました。

 

 

みんなこの世に未練を残しているために、先に進めず、とどまっているいる人達だというのです。

美奈子はまず、自分が死んでいるということを受け入れられずにいますが、

アキラに、月に一回ある「パレード」に参加してみてくれ、と言われます。

 

美奈子がみんなと一緒に行くと、

町の通りを大勢の人たちがぞろぞろと歩いています。

 

それらは亡くなった人達が、もう一度会いたい人を探しているのだ、というのです。

それに参加したことで美奈子の気持ちが少しづつ変わって行きます。

 

美奈子は震災で(これが3.11の大震災だと分かります)どうなったか分からない一人息子と会いたいと願っています。

記者としての仕事を優先してかまってやれなかったという後悔を残しています。

 

その他、話が進むうちに、アキラや勝利、かおりやマイケルが何に未練を残して先に行けずにいるかが分かってきます。

 

後半、この中にナナという高校生(森七菜)が加わります。

状況が分からないこともあり、最初は突っ張っていますが、みんなと過ごすうち、自分がある人に謝りたいという思いが残っていると打ち明けます。

 

物語は淡々と進み、1人1人が残してきた思いと向かい合い、先へと進んでいきます。

 

最後、それから13年後になりますが、ある映画会に人々が集います。その中には成人した美奈子の息子や、かおりの娘家族がいました。

 

詳しく言っちゃうとネタバレになるので言いませんが、このシーンが一番好きでした。

 

最愛の人が亡くなる。

大抵の物語は亡くなった人への思いが断ち切れず苦しむ人たちについて描かれることが多いような気がしますが、

これは、死んだ人達だって残してきた人たちへの思いが断ち切れずにいるんだよ、というお話です。

 

とても、癒し系の映画です。

 

蛇足ですが、もし、多くの若い人たちがナナのような経験をしたら、自らの命を絶ったり、あてもない人生を過ごすことがなくなるのではないか、なんて思いました。

私自身ももしそうだったら変わっていたかも…とも思います。

 

 

人はいつか去らねばならない。
一番会いたい人は誰? 一番やりたいことは何? 

どう生きる?

 

問いかけてくる映画です。