焼きそばソース。インド映画「Torbaaz 希望の光」 | それゆけすずめちゃん

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北米山岳部に住んでいます。ブログを始めて10年以上経ちました。
おうちご飯を作っては食べ、天気が良ければウォーキング、夏の間は野菜作り、そして時々映画を観る。そんな毎日です。

おはこんばんちは~

 

 

今日はお天気イマイチ。することもあったのでお家でした。

 

ブランチ

和朝食風^^

冷ややっこではないです。寒いので温やっこ。

20秒ほどチンしました。

 

 

 

晩ごはん

焼きそば。

オタフクの焼きそばソースで^^

アメリカに販売網があるようで

チャイナマーケットで手に入ります。

 

 

 

昨日韓国ドラマ「秘密の森」シーズン2観終わりました。

シーズン1から2年後という設定で、ストーリーの中心が警察庁と検察庁との権力争い。

話が入り組んでいて核心に行くまでの前置きが長くかんじました。

私の理解力が悪かっただけかもしれないけど。

でも、最後の3話くらいはそれがバチバチ決まって、一番最初の事故が実は…とつながってきて面白かったです。

最終話、事件は解決しますが、残された問題はいろいろあって、シーズン3につなげるつもりだったのでしょうか。

でも、終了から4年経ってますから、シーズン3は無いでしょうね。

見た後満足感?がありました。良くできたドラマだと思います。

 

 

 

 

 

今日観たのはインド映画

テロリストの話なので(爆弾で大勢が死ぬのを観るのは辛い)、どうしようかと思ったのですが、

主演がサンジェイ・ダットだったので観ました。

 

「Torbaaz」(希望の光 2020年)

 

冒頭、2007年から、アフガニスタンで幼い子供を使った自爆テロが増えてきた、という映像が入ります。

それから、テロリストが子供たちを捕らえようとする映像。

 

2012年アフガニスタンのカンダハル。

廃墟のような町に地雷除去に来た兵士たちの前に少年があらわれます。

その後から、母親と思われるブルカ*を着た女性があらわれ、少年に離れるように言います。

そして間もなく、その女性は自爆します。

 

2014年

アフガニスタン東部。

場所が特定できないように目隠しされた報道陣が、タリバンの指導者の前に連れてこられます。

記者たちを前に、指導者はNATOの基地を破壊し、カブールを掌握すると宣言します。

 

NATO軍は指導者が潜伏する町を住民ごと空爆します。

タリバンはそこで孤児になった子供たちを連れ去り、自爆させるため兵士として訓練し、洗脳します。

 

2018年

インド、デリー空港。

空港職員が搭乗していない最後の客を探しています。

その客はナセル・ハーン(サンジェイ・ダット)。彼は飛行機に乗りたくないようでした。

結局行くことになるのですが行き先はアフガニスタンのカブール。

難民保護活動をしているアイシャが呼んだからでした。

 

ナセルは軍医で、以前カブールに派遣されていました。

そもそも難民キャンプのNGOはナセルの妻が立ち上げたものでした。

それをアイシャが引き継いでいるのです。

 

数年前のある日、家族でカブールの市場に行きましたが、ナセルの息子と妻は自爆テロの巻き添えになって亡くなりました。

 

そんな辛い思い出のある場所なので来る気も無かったし、

難民キャンプ「明日の希望」でのセレモニーが終わったら帰ろうと思っていました。

(募金活動のための動画の中で、「支援をして、子供たちに希望の光を与えましょう」というのが邦題になっているようですね)

 

次の日ナセルの所にクリケットバットが届きました。

それは亡くなった息子のものでした。

クリケット好きのナセルの影響で、息子もクリケットが大好きでした。

届け主は帰ってしまって誰か分かりませんでした。

 

アイシャに誘われて難民キャンプに行ってみると、子供たちがクリケットをしたがっていました。

 

ナセルが宿舎に戻ると、クリケットバットの届け主が居ました。

息子を爆発に巻き込んだ息子の友人の父親でした。

 

2人はあんなに仲が良かったのに。自分の息子が何時の間に洗脳を受けたのかも分からない。

どうか許して欲しいとナセルに謝ります。

 

そんな時、Wカップでアフガニスタンが優勝。クリケット熱が一気に上がります。

 

ナセルは留まることにし、難民キャンプの子供たちにクリケットを教え始めます。

 

Torbaaz movie review: Sloppy execution mars Sanjay Dutt film | Movie-review  News - The Indian Express

 

子供達の中には、タリバンで訓練されたことがあるバーズが居ました。

戦火の混乱の中、親戚から保護ざれ難民キャンプに行くようにと送られてきたのです。

バーズはクリケットが好きなのですがそんなことで仲間に入れてもらえません。

そこにまたナセルが違う民族の子たちを連れてくると、その子たちも仲間に入れたくないとひと悶着。

じゃあ、教えるのも止める、というナセルに、

子供たちはクリケットやりたさに一緒にやることにします。

 

やっとチームとしてのまとまりが出来てきました。

僕たちは大空を飛ぶハヤブサだー

 

Torbaaz=ハヤブサ これが難民キャンプの子供たちのクリケットチームの名前で、映画の原題です。

Movie Zone - torbaaz movie At an Afghanistan refugee... | Facebook

 

ナセルは、チームの中の優秀な選手を育ててくれないかとカブールのクリケットアカデミーに頼みに行きますが、

難民の子供達なんて育てても無駄だ、と取り合ってもらえません。

そこでナセルは、難民チームとアカデミーチームで試合をし、勝ったら受け入れを考えてくれと言います。

試合を目指して練習に励むハヤブサチーム。

 

そんな中、タリバンが、訓練した子供達が(バーズとあと2人)が難民キャンプに居ることを突き止めます。

タリバンの基地が爆撃された報復に、その子たちを使おうと決めます。

そして3人をキャンプから連れ去ります。

 

ナセルの必死の努力で、バーズたちは試合に参加させてもらえるようになりました。

 

そして、試合当日…

最後にバーズの取った行動は…

 

「子供の手には銃ではなくバットとボールを」という最後のテロップに泣きます。

 

 

サンジェイ・ダットさん、怖い役だとものすごく怖いのに、こういう役になると、

(何て言って良いか…)スケールの大きな優しさが感じられる。

別の誰かなら、サルマン・カーン? いや、やっぱりこれはサンジェイ・ダットさんでしょう。

 

邦題がついていて、日本語字幕入っていますので、日本のNetflixでも視聴可能かも。

 

 

 

 

*ブルカ:アフガニスタンの女性の民族衣装。

全身覆われているだけでなく、目の部分も網目状になっている。

 

映画関係の画像全てお借りしました。