おはこんばんちは~
今日も寒い上にお天気が悪かったです。
厚い雨雲に覆われていて、午前9時、10時でも薄暗く…
結局そのまま1日。
こうなったらと覚悟を決めて??まったり映画を観ました^^
Netflixの新着に観たかった映画が入っていましたし。
「OMG 2」(2023年)
「OMG:Oh My God!」(2012年 ご存じかもしれませんがインド映画としてはかなり知名度の高い映画です)のパート2です。OMGは以前観ていて、ついこの前、Netflixから消えると言うのでもう一度観なおしました。
神を信じていないくせに、神様系お土産物を売って生計を立てている男が、ある日地震で店を失います。これは地震を起こした神の所為だと宗教団体を相手取って訴訟を起こします。そこにシバ神が姿を変えて現れ、本当に神を信じるとはどういうことかと、この男を導きます。
シバ神役がアクシャイ・クマール。
「OMG 2」は今年8月に劇場公開になっていたんです…が夜遅い時間で、公開期間も1週間くらいで。あっという間に姿を消しました。もしかして…もしかして…インド映画に優しい?Netflixでやったりするかしらん?と思っていたら、先週末から配信!!
やったね~!
ただね、ちょっと前調べをしたら、テーマが性教育なんです。かなりセンシティブな題材ですが、どう扱うんだろう…と思ってました。でも、結論から言うと、とても真面目に、尚且つ皮肉に(それはOMG 1でもそうでしたが)それでいて、じーんと来るように作ってありました。
カンティは(パンカジ・トリパティ。この方も悪役から善人まで幅広くこなす、芸達者な方です)、シバ神の熱心な信者で、シバ神のお宮のある、住民のほとんどが信者だろうと思われる町で、商売をしています。
ある日、前の晩友達の家に泊まったティーンエージャーの息子が病院に運び込まれた、というので駆け付けます。すると、ドクターは、「病気ではないから心配しなくて良い。バイアグラを呑んで自慰行為をし過ぎ、気を失ったので、友人が心配して連れて来ただけだ。ただ、彼は自責の念にかられているから、十分注意して彼と接するように」と注意します。
いかにもひ弱で気の弱そうな、息子ヴィヴェクは、意気消沈しています。カンティは息子を連れ帰り、妻と娘には、ヴィヴェクは勉強のし過ぎで、胃酸過多になっただけだと言います。
息子を理解しようと、カンティは一緒にいた友達ザヒールに事情を聞きます。
彼によれば、
少し前の事、学校でダンスの発表会をすることになり、センターに選ばれたヴィヴェクは、パートナーになった女の子と練習に励みました。
ところが、その女の子が学校の有力者の息子ロミールのガールフレンドだったため、ヴィヴェクは、トイレでロミールと彼の取り巻きからいじめられ、男性性器が小さいと罵られます。
ヴィヴェクはそれを馬鹿正直に受け取り、インターネットで調べたり、色々しますが、不適切な回答しか出てきません。友達と一緒に、生物学の教師に質問に行きますが、この不埒もの!と一蹴されてしまいます。
ヴィヴェクはどんどん男性器を大きくしなければという考えに取りつかれて行き、友達も不安を覚えるほどになりました。
そしてついに、街で市販されているいかがわしい薬や、様々な物に手を出してしまった結果がこれだ、というのです。
数日して、学校に復帰させると、カンティは校長、職員から呼び出しを受けます。
セキュリティカメラで撮られた、校内のトイレでのヴィヴェクの自慰行為がインターネットに流れてしまい、
学校の不名誉だと、ヴィヴェクは退学させられるというのです。
しかも、インターネットに流れましたから、近所中の知る所となり、ヴィヴェクの母親と姉も中傷の的となります。
困り果てたカンティは水辺でシバ神に熱心に祈りを捧げます。
すると、祈りが届いて、水の中からシバ神の使いがあらわれます(アクシャイ・クマール。今回はシバ神ではなく、シバ神の使いになっています。何かへの配慮でしょうか…)。
カンティは彼には気が付きません。
家に帰って息子はどこかとみると、見当たらず…
警察から電話がかかってきます。
ヴィヴェクが刃物を持って、ロミールの家に行き、ガードマンに捕まったというのです。
警察に来ていたロミールの父親は、ガードに止められたことだし、今回は大目に見るから謝れ、と言いますが、
ヴィヴェクはなかなか謝れません。そんな彼をカンティは思わず殴ってしまいます。
そこに居たのが、シバの使い。
無くしたものを探せと警察署に来ていたのですが、どんどんヴィヴェクのケースに口を出してきます。
家に帰った後、
カンティは彼の信仰のリーダーからの助言により、家族で数日間妻の田舎に行くことにしました。
しかし、ヴィヴェクは家を出る時に毒を呑み、駅では列車に轢かれて死のうとします。
どちらも、シバの使いによって助けられます。
感謝するカンティにシバの使いは、どんな田舎に行ってもインターネットでうわさは広がっている、
逃げないで戦え、彼は間違っていないと認められない限り前向きには生きられない。
シバ神を信じろ、と言います。
カンティは家に帰り、性教育を怠った上、不当な理由で退学にした学校、いかがわしい薬を売った男、男性器のサイズを計って診断するという怪しいドクター何某、医師の処方箋も無い上に未成年なのにバイアグラを売った薬局の店主を相手取って、訴訟を起こします。
ということで、ここからはOMG1と同じような法廷劇になります。
相対するのが、学校長の義理の娘に当たる敏腕弁護士カミニ
次々証人を呼んではカンティに訴えを取り下げさせようとします。
カンティの弁護士が怖気づいて逃げてしまったので、
カンティは自分で戦うことを決め、
見つけた毛皮のバッグに入っていたインドの古典を読み漁り準備します。
サポーターも現れますが、もちろんあらゆる個人や宗教団体からひんしゅくをかったりします。
(実際、この映画自体がどこかからボイコットを受けてるようです)
何回か続く審議の間、シバの使いは折に触れて出てきて、カンティに助言を与えます。
なので、アクシャイ・クマールの出番はそれほどないのですが、
映画を要所要所で〆てるって感じでしょうか。
シバ神の祭りで踊る、神様ダンス???が、不思議不気味カッコいい(笑)
アクシャイ・クマールの衣装は、ずっとこんな感じで、ヒッピーかい?みたいなものですが、
でも、彼だから似合ってたり(笑)
しかし、最後の方の白いタキシードがやっぱり一番似合っててカッコよかった^^Y
審議の争点が、性教育の必要性なのですが、
正しい知識を得ることで女性をリスペクトするようになるように。
そうすれば性犯罪率も減るであろう。
…なんていうのが言いたいことでしょうか。
そして、カーマスートラなど性教育の先駆けとなるすばらしい古典があるのに、イギリスがインドを統治するためにはそう言った文化、思想を駆逐するのが一番だ、ということで取り去ってしまったせいでこうなった、と述べるカンティ。
(そういうところまで行くのですね~)
判決が下りて、裁判長が学校には、「誰がヴィヴェクの動画をインターネットに流したのか、探し出すように」と言いつけるのね。
最初に動画が流れたって時に、ヴィヴェクのしたことは不謹慎だったかもしれないけど、その動画を流す方がもっと悪いんじゃないの!!って思ったのよねー。そっちを探すのが最初じゃないのー(笑)
頑固で保守的な父親が多いインドで(映画で見る限り)、息子を理解し、味方になろうとしたカンティは偉い。
そのように最初に諭したドクターが、なかなか味があって、短い出番でしたが、印象に残りました。
どうでも良い話だけど、シバの使いが去って行くとその後を、ナンディと呼ばれる白い神牛が後をついて歩くのが、変に可愛いかったのでした(笑)
画像は検索サイトからお借りしました。
中々興味深く、面白かったです。
でも、好き嫌いがあるかもしれません。
個人的に、
「パッドマン」
「トイレット」
「OMG2」
を、アクシャイ・クマール、真面目な下ネタ3部作と呼びたい感じ^^
ブランチにフレンチトースト。
食べようと思っていた食パン、チャンスが無くて、少し硬くなってきたので、昨日から卵・ミルク液に漬けておきました。
なので焼くだけ。
う~~ん美味しい。リピしよう。
晩ごはんは、久しぶりに肉食べよう。ステーキ丼にしようかなーと、解凍したのが、焼き肉用にスライスしてあったものでした^^;
なので、急遽ビビンバ
この方が野菜いっぱい摂れるから良いわ。
今日は結局7℃-3℃でした。
寒いはずよね。
出来るだけ暖房温度は上げず、厚着して乗り切りました。
厚い靴下を履くとかなり違います。
明日は少し気温が上がるみたいですけど。