やっとお正月。映画「レスキュードッグ・ルビー」健気なワンコに泣ける。 | それゆけすずめちゃん

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北米山岳部に住んでいます。ブログを始めて10年以上経ちました。
おうちご飯を作っては食べ、天気が良ければウォーキング、夏の間は野菜作り、そして時々映画を観る。そんな毎日です。

おはこんばんちは~

 

早朝雪はうんと小降りになりましたが、

街はまだ霧?雲?の中です。

当たりは真っ白。

 

朝、娘から「道路は大丈夫だから、行くねー」とテキスト。

 

車道は市の除雪トラックがきれいにしてくれてあるけど、

うちのドライブウェイは雪かきしておかなくちゃ、ってことで、あさイチのお仕事はそれ。

今回のは水分が多くて、重いです。

 

 

孫たちと、ワイワイやってきました。

J君(娘の旦那)は、前もって彼のお父さんとの約束があったのと、

お正月料理はあまり得意ではないので(好き嫌いが多くてメンドクサイ奴なので)今回はパス、とのこと。

まあ、孫たちに日本の味を食べさせるのが目的なので、いいでしょ。

 

娘が持って来たものと合わせてお重に詰め、形ばかりですが、お節。

 

お雑煮を食べて、やっとお正月が来た感じですかね~

 

 

 

この後、娘たちは、この前行った(娘が働いている)施設の、別の所、子供向きの遊べるミュージアムに行くということで、

私にも、また行く? というお誘いがかかりました。

でも、お天気がイマイチなので、行きは良いよい帰りにまた雪にでもなったら…困るから、今回は遠慮しました。

 

 

みんなが帰った後で、いつもコストコで買い物をしてくれるSさんから電話。

彼女も全然年末年始感が無いと言っていました(笑) そうなっちゃうのかもね。

 

晩ごはんは、色々残り物と、豚肉の味噌焼き

お餅は1回で十分です^^

 

 

 

 

 

 

 

昨日Netfixで観た映画。

今回はインド映画ではありません(笑)

「Rescued by Ruby」(レスキュードッグ・ルビー 2022年)

ロードアイランド州の警察犬ルビーの、実話を映画化したものです。

ネタバレありです。

 

 

ルビーは保護施設で預かられていますが、落ち着きがなく、もらわれて行っても直ぐ返されてしまいます。

そんなことを繰り返して早や7回。

施設員のパットはルビーが好きなので、何時まで居ても構わないと思っていますが(夫の反対で家では飼えない)、

施設長は、何時までも置いておくことはできない、獣医が来るので、殺処分にしてもらう、と言います。

パットはもう1日だけ待ってと懇願します。

 

レスキュードッグ・ルビー | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

 

ロードアイランド州警察の警察官、ダニエル・オニールはずっとK-9チーム(警察犬部隊)に入ることを夢見ていました。

試験を受けられるのは30歳までという年齢制限がありますが、ダニエルは29歳。

どうしても入隊したい旨を隊長に伝えると、「第一君は落ち着きがない。それに今、隊には予算が無いので新しく犬を購入する事が出来ない。捜査の能力のあるジャーマンシェパードはドイツか、チェコから輸入され、1頭1万ドル(約100万円)する。それを購入して訓練し、試験に臨むことができるのか?諦めた方がいいのではないか」と言います。

 

署を出ると、妻から電話。2人目を妊娠したと言います。

余計に高価な犬を買うことなどできない状態になりました。

 

落ち込んでいると、いつもあたりをうろついている退職警官のおじいさんが、「ここだけの話だが、警察犬はジャーマンシェパードである必要はないんだ。キミには、若い大型犬で、活発で、好奇心の強い子が合うだろう」と言います。

 

ダニエルは言います「そして、無料でないと…」

 

そこでダニエルは保護施設を訪ねます。

ジャーマンシェパードはいないか、と聞くダニエルにパットは、「ここには純血種はいないわ。でも、いい子たちが居るからみてみます?」と案内します。

 

ダニエルが足を止めたのはルビーの檻の前。

ルビーもダニエルが気に入っているみたいです。

ダニエルはルビーを連れて帰ることにしました。

パットの喜びようは大変なものでした。

 

しかし、ルビーの落ち着きのなさは大変。

奥さんの野菜畑はほじくる。

赤ちゃんの玩具は取る…

 

犬のしつけ学校に連れて行きますが、そこでも入学拒否されてしまいます。

 

もう、施設に返そうかと思っていると、例の引退警察官おじいさんがやって来て、

「諦めるのか? 信頼して欲しかったら、信頼してやれ」と励まします。

 

どうしようと思いつつ家に帰ると、最初は反対していた奥さんが、

ルビーは、(失読症で多動性障害のある)あなたに似ている、やり方を変えてみたら、とルビーを受け入れてくれました。

ダニエルはその障害の所為で成績も良くなく、自信も持てませんでしたが、努力して警察官試験に受かったのでした。

 

Netflix映画「レスキュードッグ ルビー」 - 映画とライフデザイン

 

ダニエルの親身の世話で、ルビーは落ち着いて行動するようになり、

選抜試験も受けられるようになりました。

これに通れば、6週間のトレーニングの後、本試験に臨むことができるのです。

 

途中まで上手くいきましたが、大好物のソーセージに目がくらんで森に走り込み、大失敗をしてしまいます。

選抜試験は落第。

 

がっかりするダニエルに奥さんは言います。

「ルビーはあなたにそっくりなのよ。学校は嫌い。本をじっくり読んで勉強するのも嫌い。でもとても聡明。自宅学習で、エネルギーや情熱を、良いところを伸ばせばいいんじゃない」

それにヒントを得たダニエルは自宅で6週間のトレーニングをします。

 

本試験会場。

隊長は受験を許可します。

ルビーは異例の速さで目的の物を発見して行きます。

 

試験は合格。

同署のK-9に仮入隊が許されます。

 

しばらく何の要請も無く、不満に思っていると、突然要請が入りました。

容疑者は捕まったが、遺体が発見されていない、それを探すのが仕事です。

 

ルビーは容疑者の家のデッキの上でうずくまり、ここだと示します。

ダニエルが下を照らして確認しますが、何もありません。

 

上司からは最終判断は君が下さなければならない、と言われ、

ダニエルは、何もない、ルビーは探せなかったと言います。

 

Ruby's Rescue」:グラント・ガスティンと愛らしい子犬がこの感動的なストーリーでチームを組む - Infobae

 

家に帰ったダニエルは、もう除隊になるだろう、すまない。どうせ俺はだめなんだ。犬のことも過大評価していた、と落ち込みますが、

奥さんは言います「K-9になれなくたって、構わない。お給料が上がらなくても良い。

あなたは特別な人。心が広くて、集中力がある…英雄なんかじゃなくても良いの」。

 

ダニエルを理解して包み込んでいる、この奥さんが素晴らしい。

 

次の日、ルビーが居なっていることに気が付くダニエル。

きつく言ったことを後悔しつつ探しに行くと、隊長から電話。

「ルビーは良くやった。隣家の人の証言で、容疑者の家のデッキの下からコンクリート詰めの遺体が発見された。問題はルビーじゃなく、ルビーを信じなかったお前の判断だ。」

 

ますます後悔するダニエル。

しばらくして、また隊長から電話。「少年が森の中で行方不明になった。捜索に出動しろ。」

ルビーが居ない、というと、「犬を探して早く来い!」

 

途中で、またあの引退警官おじいさんに会います。

土砂降りなので車に乗せ、雑貨店まで送ると、下りる時におじいさんは言います、

「迷っているのはルビーじゃなくて、お前だ」

 

探し回り、橋の上で謝っているダニエルの言葉を聞いていたルビーは、警察署に現れます。

信頼関係のできた一人と一匹は、森へ少年の捜索に出かけます。

 

日も暮れて、前から捜索していたチームは疲れ果てていました。

ダニエルとルビーが代わって捜索に行きます。

ルビーはまっしぐらに森を走り抜けます。

 

その犬を追うのですから、K-9隊員は確かに体力無いとできないですね。

 

ルビーが示した先の谷底に少年を発見するダニエル。

かなりなけがをしています。

連絡しますが、電波が届きにくい所で、連絡もとぎれとぎれになります。

 

その時、ルビーが吠えます。

他の家にもらわれて行った時にはうるさがられた鳴き声で。

ダニエルは言います。ルビー、吠え続けろ!

 

その声を頼りに隊長たちが駆け付け、少年は救出されます。

 

隊長からねぎらいの言葉があり、

母親が’感謝したいと言っている、と言ってダニエルの元に呼びます。

 

遭難した少年の母親と言うのは…

 

 

保護施設のパットでした。

ダニエルに感謝するパットに、ダニエルは、助けたのはルビーだと言います。

 

パットはルビーが助かるようにと願い、

ダニエルは殺処分寸前のルビーを助けた。そのルビーはパットの息子を救った。

ダニエルは、K-9チームに入るという夢をルビーによって叶えてもらい、自信のなさ、自己否定から救ってもらった、

なんという巡り合わせでしょうか。

 

 

左が映画のダニエルとルビー。

右が本物のダニエルとルビー。

ルビーはその後もダニエルと一緒に働き続け、2018年にはレスキュー犬大賞に選ばれたそうです。

Movie Connection 『レスキュードッグ・ルビー』

画像は検索サイトからお借りしました。

 

 

ここまでで、かなり涙腺崩壊でしたが、

最後に、この映画でルビーを演じたベアも、保護施設で殺処分寸前の所、この映画のトレーナーによって救い出された、と出てきて、とどめのウルウルでした。

 

ネタバレ読んでも、実際に観たら、うるうるすると思います。

特に犬好きの方にはもっとたまらないんじゃないでしょうか。

 

優しい気持ちになれる、今年初めての映画としては良かったと思います。