最近Bollywood映画にはまっているすずめです。
Bollywood? Hollywoodの間違いじゃ?
すずめもそう思ったんですよ、最初。
映画通の方達は既にご存知のことでしょうが、
最近躍進を続けるヒンディー語語の映画のことを(一般の?インド映画と区別するためもあるらしい)Bollywood映画というんですね。HをBombay(今のムンバイ)のBに換えたみたい。
お取り寄せしたのも、そんなBollywood映画の一つ。
Bollywood映画界では大スターのアーミル・カーンが監督、プロデュースもした映画です。
実は、幾つかの映画を観て、このアーミルさんにすっかりになってしまって、DVDで観られるものは観たいと図書館のリストを検索しまくったの(笑)
ヒンディー語題は
「Taare Zameen Par」(読めません)。
英語題は「Like Stars on Earth」(2007年。 DVDはディズニーが配給していたりします。日本では出ていないようで残念)。
8歳の男の子イシャーンが主人公で、アーミルさんは美術の先生です。
お兄ちゃんは優秀なのに、弟のイシャーンは問題児。
学校に行っても授業についていけないだけでなく、クラスを混乱させるので、先生たちからも迷惑がられ、叱られ、いつも教室の外で立たされてばかり。
お母さんは心配でおろおろし、厳しいお父さんは怒ります。
お父さんの決断で、とうとう全寮制の学校に入れられますが、そこでも同じこと。
とうとうイシャーンは口もきかなくなり、大好きだった絵も描かなくなります。
新任の美術教師ラムはイシャーンの様子が普通で無いのに気が付き、彼のノートを調べます。そして、あることに気が付きます。それは昔、ラム自身が経験したことだったのです。
子供たちを見る、アーミルさんの目がすごく優しくて、根がこういう人なんでしょうか・・・ますます良いわぁ 。
結果は予測通り。驚くような、ドラマチックな展開はありません。
でも、全編を通し、子供たちは一人ひとり違う個性を持って輝く、地上の星のような存在なのだよ、と語りかけてくる、文部省(今は文科省?文化庁?)推薦映画にでもなりそうな、心温まる作品です。
おうちご飯は、そういう事は良く覚えている夫が、「冷凍庫にまだカニがあるよね」と、天津丼をリクエスト。私はすっかり忘れてた。
ふわとろで美味しいです