今日の収穫はかぶ。
3月の初めに種をまいたものです。
一年中作ることが出来る品種で、「時無しかぶ」といいます。
土地が痩せていて硬い割には上出来な大きさです。
かぶというと食べたくなるのが味噌炒め。
実家のある新潟の家庭料理、おふくろの味です。
とってもシンプル、素材そのまんま。
ご馳走じゃないですが、じんわりと心にも美味しいおかずです。
葉っぱは茹でて適当な長さに切り、かぶは縦割りにして適当な大きさに切ります。
フライパンにサラダ油を入れ、まずかぶの方から炒めます。
かぶに火が通って透けて来たら、葉っぱを入れてさらに少し炒め、味噌と酒を入れて全体に味がなじむようにします。
仕上げにだしの素、ほんの少し。
作りたてより、少し置いた方が味が落ち着いておいしい。
レストランじゃ食べられない、こんなおかずがある食卓を、「豊か」と呼びたいと私は思います。

