121FITNESS 近藤綾です。
昨日、バッサリ!と髪を切ってきました
私、 美容院に関しては冒険するほうです。突然のイメージチェンジは珍しくないこと。
同じ美容院をリピートすることも実は少ないのですが、 数年前までは ある美容師さんを指名しておりました。
なんとなくこういうスタイル、と伝えると『似合うのにするよー』と言ってパパッ、と彼女なりのエッセンスを加えて仕上げてくれる。
ちょっと斬新な、大胆なカットをすることも多い方だった。
想像していたのと違う仕上がり。でも全くイメージとズレているわけではなく、とても良いほうに予想外の仕上がり。
彼女に仕上げていただいたヘアスタイルは、私の周りの方にも好評だった。
私: 「こういうの、やってみたいんだけど私の髪質に合わないのかな?」
『なんとかなるから。やりましょう!』常に肯定してくれる方だった。
その方は、残念ながら退職してしまったので、 それからは違う美容院を転々としていた。
ある時行った美容室で…
前者の美容師さんとは対象的な方にカットとカラーをお願いした。いかにもベテランという感じの方だった。
イメージを伝えると…
『うーん、そのスタイルは、そういうイメージだと綺麗に仕上がらないと思いますよ』
「カラーはこういう感じの色に・・・」
『その色だと、あなたの髪質では綺麗な色は出ないから、違う色にしたほうが良いです』
仰っていることは正論で、確かに仕上がりはとても素敵になった。
前者の美容師さんも、後者の方も、「私の想像を超える」良いものを提供してくださり、
どちらの方との出会いも私にとっては大変ありがたいことだったのだが・・・
前者の方は、「私のイメージする先の可能性」を広げてくださる方で、
後者の方は、「良い商品」を提供してくださる方だった。
どちらを重視するかは人によって違うと思う。
けれど、後者の方に際しては、結果的には満足だったが、途中少し寂しい気持ちになっていた。
「なんだか私の考えを、否定されたのかな??」
ご本人にはその気は無いと思うし、きっと自信も実力もある方なんだと思う。
しかし、言葉ひとつで受け止め方が変わる。
以前に「とても良い接客を受けた!」という経験があると尚のこと、対照的な接客には戸惑いを覚える。
ゴールが同じだったとしても、ゴールに行きつくのが不安になってしまうかもしれない。
これは、私達が提供するパーソナルトレーニングにも共通する。
業界は違えど1対1のサービスである以上、 提供する側の腕が主役ではなく、受け手の方が主役であると思う。
それを踏まえたサービスのもと、商品の価値が生まれる。
正しさや商品の質を高めることは大切で、「結果が全てだ!」と思われる方も多いだろう。
けれど、「何を買うか?」より「誰から買うか?」ということを重視している方は多いはず。
これは信頼関係のもとに成り立つ、誰しもが自然と行っている選択であると思う。
私の場合は・・・洋服選びや美容院には、「新しい自分との出会い」を想像している部分がある。
(ちょっとこういうとこ、女らしいですよね?(笑)
結果そのものよりも、そこまでのプロセスのほうが大事だと感じる時がある。
時には正解が欲しい。
しかし 正解がない商品選びも楽しい。
自分の予測不可能だった仕上がりになると面白い。
ある時 ご縁があり、カットモデルをやらせていただいていたこともあった。
デビューしたばかりという若い男性が担当してくださった。
カットモデルとはいえ、私のオーダー通りの髪型にしてくれるとのことだったので、遠慮なくその彼に希望を伝えていた。
彼は真剣に私の言葉に耳を傾け、少しずつ私の反応を見ながら丁寧に進めてくださった。
「無料のカットモデルだから仕上がりに関しては妥協した」ということはない。
ちょっとなんとなく違うな、 と思うと、
「ここ、もう少しこうしてくれますか?」と彼に伝えていた。気持ち良く笑顔で「分かりました!」と言って直してくれる人だった。
こちらの想いを読み取って、解決してくれる方だった。(私そんなに口うるさいわけじゃありません
)
私が迷っている時には豊富なアイデアも提供してくださった。
『当分カットモデルで対応しますよ』と言われたが、私は彼を指名して通っていた。
信頼できる相手と一緒であれば、2人で良い結果が作れることもある。
ちなみに、私の夫は「髪は、機械のように毎回同じ人にきっちり同じ仕上がりにしてもらいたい」と言っていた。
サービスを受ける立場になるとき。
価値観の他、男女の差や年齢などによっても、様々に意見が分かれそうですね。
こうして考えると難しくもあり、無限大の可能性があって面白いなと思いました