毎週金曜日、愛用しているapplemusicの更新があるので会社帰りが楽しい。

いつも通り、新着ミュージックからチェック。
下の方にいくと「まもなくリリース」というコーナーがあって必ず目を通しているんだけ
今回目に止まったのは「イアン・ブラウン」という懐かしい名前。

イアン・ブラウン。

THE STONE ROSESのイアン・ブラウンってことだよね?
なんて思いながら「Ripples」なるニューアルバムをタップ。
この声。うん、あのイアン・ブラウンで間違いなさそうだ。

もうこっからは思い出迷子?青春迷子?状態になっちゃって
STONE ROSESの2nd「Second Coming」をたぶん10年ぶりくらいに聞いたんだけど
イイなぁ~っていうか懐かしいなぁ~と。

今でも覚えてるけどこのアルバムが発売されるときってエライ騒ぎになって
愛読してたクロスビート、ロッキンオンなんかでも特集されてて
音楽ライターたちがこぞって絶賛してた。

正直、僕はSTONE ROSESってあんまり知らなかったんだけど
このセカンドは絶対聞かなきゃダメだみたいになって。
アルバム発売が待てなくて日本版シングルも買ったんじゃないかなぁ。
アルバムから「Love Spread」がシングルカットされたと記憶している。

最初は曲もやけに長いしで、よく分かんなかったんだけど
このダルそうなヴォーカルとジャムってるようなルーズであり、ファンキーなサウンドが
だんだんカッコ良いものなんだと感じ始めてきたんだよなぁ。
今まで聞いたことがないアプローチでとにかく新鮮だった。

僕らが高校生の時代はCD全盛で。
クロスビートとかロッキンオンとかの雑誌で情報を得て
試聴とか無しで、レコード屋でCDを買うというスタイルだったから
今の時代からすると考えられないよね。

だけど2,000円とかお金出してCD買って聞くから
ちょっと良さが分かんないなぁと思ってもすぐあきらめずに
もったいないから何回か必ず聞くんだよね。
そうしているうちに好きになっていくパターンが多くあるんだけど
Second Comingはそういうアルバムだなぁ。

一生懸命聞いたからギターソロとかだいたい覚えてるから凄いなぁと。

改めて思うけどSecond Comingって名盤だなぁ。
Begging Youとかこの時点でケミカルみたいなデジロック感もすでに出しちゃってるしね。

聞いたことない若い人は是非。