日本から現金を沢山持って来て、台湾でお得に使いたい
と考える方もいると思います。
以下の6銀行、使い勝手について比べてみました。
1. 台湾銀行台湾最大の銀行
2. 中国信託銀行セブンイレブンATMの銀行
3. 國泰世華銀行MRT ATMの銀行
4. 元大銀行超人気証券会社系列銀行
5. 玉山銀行街で時々見かける銀行
6. HSBC外資系銀行
まず初めに、両替レートの話から。
台湾では、次の2つは両替レートが異なります。
銀行内の日本円口座から台湾元口座に移動させた時の両替レート。
日本円の現金を一旦台湾元に銀行窓口で両替してから台湾元口座に入金ときのレート。
の場合、取り扱い手数料が必要ですので、のレートとの差でどちらが得かを判断する必要が出てきます。
(普通に考えるとが得となりますが、試してみたところ台湾ではその差がほんの僅かになりました)
また、勿論のことですが、それぞれのレートが銀行によっても異なるのですが
まぁここは、『誤差の範囲』としておきましょう。(それでも結構大きいのですが、それよりも先を読んで下さい)
銀行によるレートの違いを誤差と捉えるのならば、各銀行で日本円の口座も開設した方がお得だよね
となります。
では6銀行の日本円口座開設の難易度は
3の國泰世華銀行以外の5銀行は、支店を選べば即日開設が可能ですので大差ありません。
では、上記の方法を使った時の、6銀行の差は
これが、
強烈に巨大
でした
最良は、ダントツで、
玉山銀行
両替レートが良いのもそうなのですが、何より、手数料の安さが際立ちます
仮に200万円を入金した場合で比べてみると
5. 玉山銀行の手数料は10,000円位
ですが
2. 中国信託銀行は36,000円位
となります。
その差は3倍以上で、両替レートも玉山銀行の方が有利です。
1. 国内最大の台湾銀行は手数料も両替レートも比較の対象にすらならず
3. 國泰世華銀行は開設の時点で既に面倒
4. 元大銀行は多額(100万円超)の入金自体が困難
では、
5. 玉山銀行 と 6. HSBC
を比べるとどうなの
という疑問が出てきます。
日本円入金手数料
HSBC 0.35%
玉山銀行 少し高いが大きくは変わらない
と、ほぼ引き分け。
入金の難易度
HSBC 50万元相当額未満なら問題なし
玉山銀行 同上
同時に50万元相当額を台湾元に両替して台湾元口座に入金する場合(合計100万元分を一度に両替する意味)
HSBC 多分、何か言われます
玉山銀行 問題なし
最後に
玉山銀行でのとの違いは
0.8%
ということは
HSBCの(口座間移動)の方が僅かに、
玉山銀行のよりもお得
ということになりまーす
(が、オンラインバンキングを使って自分ですると玉山の場合は更に優遇あり)
以上を纏めると
多額の日本円現金を台湾の銀行の日本円口座に預ける場合にお得(それを台湾元口座に移動する場合も同じ順)なのは
1位 HSBC
2位 玉山銀行
3位 以下は比較になりません
多額の日本円現金を台湾の銀行内の台湾元口座に入れる場合は
1位 玉山銀行の日本円口座に入金後、オンラインバンキングを使って台湾元口座に移動
2位 HSBCの日本円口座に入金後、台湾元口座に移動
3位 玉山銀行の窓口で日本円現金を台湾元に両替後、台湾元口座に入金
4位 以下は比較の対象にすらなりません。
ご参考までに