潮の向こうへ | 〜力を抜いて生きていく〜

〜力を抜いて生きていく〜

51歳主婦の詩集✎
*2014年脊椎関節炎&軽症線維筋痛症発症2017年寛解
*2023年春再発→痛み広がり1度目より症状が多岐に。いつか今より元気になりこの宿命の答えを見つける日がくると信じ每日精一杯生きてます。様々な愛の形を詩にしています。拙い詩集ですがご覧ください✎


潮の向こうへ


やっとの思いで

たどり着いた


なんども

あきらめかけては

貫いた想い


叶えたかった


ようやく

たどり着いた部屋


窓いっぱいに広がる

東京湾


ソファに横並び

しずかに眺める





食べることが好きなあなた

テーブルに並ぶのは 

コンビニ弁当と
お粥


「ごめんね」 

そうつぶやいても

今を楽しむあなたは


「おいしいね」

しあわせそう




ゆっくり

日が落ちてくる


あふれるほど

まぶしい

東京湾の光


からだは

変わっているのに
レインボーブリッジは

変わらないまま

夜を支えている



「連れてきてくれてありがとう」


あなたの手を握った


あたまの中から
消えなかった

区切りの気配


そんな想いを

潮の向こうへ

流すように


東京湾の光は

わたしたちを

やさしく包んでくれた



※私two-miracleの綴る詩は

わたしの心の内や創作の中に
同時に存在する、いくつもの
愛のカタチを描いています。
誰かを裏切ったり
否定する意図はなく
ただ、一人の人間の記憶として
心を込めて紡いだものです。


この詩に触れた方が
それぞれの心にある愛の記憶と
静かに響き合えますように。


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