名のない色 | 〜力を抜いて生きていく〜

〜力を抜いて生きていく〜

51歳主婦の詩集✎
*2014年脊椎関節炎&軽症線維筋痛症発症2017年寛解
*2023年春再発→痛み広がり1度目より重い症状に。いつか今より元気になりこの宿命の答えを見つける日がくると信じ每日精一杯生きてます。様々な愛の形を詩にするのが趣味に。拙い詩集ですがご覧ください✎


名のない色



気づいてた。

ここ最近、君の温度が変わっていることに。



信じる気持ちが揺らいでいたあの頃

純粋なぬくもりに救われた
やわらかな光。

無邪気さと、
ほのかに残る熱。

そうしたものが
いつしか形を変えていた。

ひとりになったあと、
飲み込めない想いだけが残る。

胸に沈んでいたのは、
置き去りにされたような
ひっそりとした寂しさ。

でも、気づいたの。
君が変わったんじゃなくて、
変わっていたのは たぶん私のほうだった。

君は聡いひとだから
私の呼吸に合わせてくれていた。

それなのに、
歓迎したい変化を
まだうまく迎え入れられない。

この胸の痛みは、
変わりつつあることの兆しなのに。



人と人の関係は、つねに うつろう。

だから、
白か黒かを求めても腑に落ちない。


すべてはグラデーション。
はっきりした色などもたず
その時々で変わる。

私たちは今、その途中で
あたらしい色を
つくり出しているのかもしれない。

あの頃とは違う色。

無邪気さも、小さな熱も
やわらいだ温度。

静かに落ち着いた わたしの色。
きみの色。

あたらしい色は——

まだ、言葉をつけなくていい。




※私two-miracleの綴る詩は

わたしの心の内や創作の中に
同時に存在する、いくつもの
愛のカタチを描いています。
誰かを裏切ったり
否定する意図はなく
ただ、一人の人間の記憶として
心を込めて紡いだものです。


この詩に触れた方が
それぞれの心にある愛の記憶と
静かに響き合えますように。


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