月明かりの隙間で


明け方 身体の奥で疼きが波打つ

耐えきれず 命があなたを求める



触れられても揺るがない痛み


ただ  背に何度も落ちた熱だけが

一瞬、時を溶かした




カーテンの隙間から

スーツケースが

月明かりに照らされる



あなたは今日からまた

しばらくいない



幾日の夜を

わたしは一人で

超えられるだろうか



※私two-miracleの綴る詩は

内にある記憶や感情と、創作の中で重なり合う

様々な愛のかたちを、丁寧に描いています。

この詩に触れた方が、 それぞれの心と記憶に、 

静かに響きますように。