見え方が違う

見え方が違う
父は
神秘的な木だと言い
息子は不気味で
おどろおどろしい木だと言う
夕焼け空がきれいだと
目を輝かせ
祖母は
なんて物悲しい空だろうと
そっと目を伏せる
穏やかに流れる川が
印象的だと言うが
「川なんてどこにあるんだ」と
その流れが見えない
のどかな村で
ゆっくり過ごしたいと言い
こんな田舎は
心細いと感じる

みんなが同じ絵を見ているのに
見え方が違う
捉え方が違う
きっと同じ
起きた出来事はひとつ
そこから生まれる物語は
それぞれ違う
今 ここにある現実を
わたしは
あなたは
どう見て
どう受け取る?
一枚の絵のように
現実のストーリーも
わたしたちの手で
自由自在に
描きなおすことができる※私two-miracleの綴る詩は
わたしの心の内や創作の中に
同時に存在する、いくつもの
愛のカタチを描いています。
誰かを裏切ったり
否定する意図はなく
ただ、一人の人間の記憶として
心を込めて紡いだものです。
この詩に触れた方が
それぞれの心にある愛の記憶と
静かに響き合えますように。
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