ここ2記事ほど、浮ついた男について書いておりましたが
・浮ついた男、キレられるの巻
ついに3記事めに突入!
浮ついた男と言っていますが、そもそもは騎士だったんですよね。
お姫様を守るための。
なぜ、それが浮ついた男になったのか。
そもそも何故守らなくてはいけない存在があったのか。
自分を分析する過程で何度も思い出したシーンの数々。
今月、改めてそこに向き合ってみて見えてきたこと。
わたしは、いつも親の顔色を見て生きてきた。
特に幼い頃。
幼いわたしの無邪気な様子を微笑ましく見守る両親の姿に居心地の悪さを覚え
(背景はあるのだけれど、何とも言えないあの気持ちの悪さをなんと表現しよう)
箱入り娘として育てていることを、とある特定の環境下の人々から指摘されるのを避けるため
可愛い1人娘感を出さないよう、髪は短く、スカートは履かず、男の子のように活発に過ごした。
好きな人がいる事を親に知られたら、関係を潰されると感じ
ひたすら恋心や好意を周囲に悟られないようにしていた。
子供の頃に書いていた日記、そして友人との交換日記、
わたしがいない時間に全て読まれ、母が気に入らなかった文章があったページは破り取られ、
後日、その点についてわたしが間違っていると説教を食らった。
子供であれ、日記という非公開の形で心情を吐露したものを
当然のように見て、更にわたしの感じ方がおかしいと非難することになんの問題も感じない母親に
わたしは価値観の埋められない違いを感じ、恐怖すら覚えて
日記にすら、人に読まれる事を前提にわたしは書くようになり
わたしの本音のはけ口は無くなった。
その後も同居していたときにはわたし宛の手紙を読み、
この女はふしだらだ、この男は悪魔の手先だ、こんな人と付き合うおまえはどうかしている、と鬼の形相で神に帰依するよう迫られたこともあった。
その度に、友人達への侮蔑の言葉を二度と聞きたくなく、擁護する言葉を返しつつ、
そしてそんな剣幕に萎縮し、わたしは彼らとそっと疎遠になっていった。
いつしか、わたしの好きな人や事柄をわたしへの悪魔の誘惑のように評される言葉を聞く気になれず
またヒステリックな批判を受けるストレスを回避するために
わたしは本音を隠す為に平気で適当な嘘をつくようになった。
自分自身のことも、わたしと関わりのある相手にについても。
浮ついた男、なんてこの間から表現しているけれど、
そうやってその場を凌ぐのに七面六臂してくれたのはわたし(男)だ。
もともとは、わたしの大切な願いや想いを
誰にも傷つけられず、奪われずに済むように守ってくれていたのだ。
ところが、内側の想いを秘める事に無我夢中になる過程で
いつしかわたしの本来の純粋な欲求を
“守るため”よりも“隠すため”
に行動を取るようになっていった。
わたしが表現されてしまうことを恐れるように、
気がつけばわたしは自分自身を覆い尽くす仮面を付け、
そしてそれをわたしの個性だと認識するようになり、
更にそれが否定された時は自分を責めるようになった。
・・・・・
ある意味、壮大なギャグである。
そんなわたしの仮面にヒビが入ることになった話は長くなるので次の記事で。