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結婚式を伝えよう

ブライダルスクール講師がブライダル業界での経験談や失敗談を基に基礎知識などを毎週火曜日に更新しています!

こんにちは。

 

皆さんは言葉の使い方に気を付けていますか?

職場の上司に対して、学校の先生に対して、子育て中の方はお子様に対してと

直接の会話やメールなどでも正しい日本語で会話をしたいですよね。

 

結婚式においても言葉はとてもデリケートです。使用を避ける言葉として忌み言葉というものがあります。

 

私たち日本人は縁起や験を担ぎます。

近年は気にされなくなってきている傾向にあるようにも感じますが

やはり守るべき日本の結婚式の文化だと思います。

 

そこで今回は結婚式における日本語の使い方をテーマにしたいと思います。

 

まずは先ほど述べた忌み言葉についてです

忌みはばかって使用を避ける言葉。とされています。

結婚式以外で言うと

受験生に対して「落ちる」「滑る」「転ぶ」は禁句とされていますよね。

そして数字では「4=死」や「9=苦」など忌み嫌う傾向にあります。

 

ここからは結婚式で忌み言葉にあたる言葉をご紹介いたします。

 

➀重ね言葉

結婚は一度きり、ということで同じ言葉を二度繰り返すことを重ね言葉と言います。

日常で使われる重ね言葉とその言い換え方

 

・度々⇒何度も

例:「度々申し訳ございません。」⇒「何度も申し訳ございません。」

・重ねて⇒合わせて

例:「重ねて御礼申し上げます。」⇒「合わせて御礼申し上げます。」

・繰り返し⇒同じこと

例:「繰り返しのご説明になりますが・・・」⇒「同じことのご説明となりますが・・・」

・重々⇒大変

例:「重々承知しております。」⇒「大変承知しております。」

 

➁別れを連想させる言葉

ご両家・新郎新婦が結ばれたおめでたい結婚の場では反対である別れを連想させる言葉はご法度です。

日常で使われる別れを連想させる言葉

 

・切れる

例)ケーキカット⇒ケーキ入刀

・終わる

例)披露宴が終わる⇒披露宴が結ぶ

・戻る

例)披露宴でのテーブルラウンドなどでは新郎新婦が一度通った道は戻らせない

・破れる

・壊れる

例)引き出物などでの割れ物や熨斗紙なども縁起を担ぐためにという意味を重んじる

 

➂死や災難などを連想させる言葉

新たな夫婦の誕生の場です。誕生を祝うために反対である死や苦を意味する言葉を使わないように注意しましょう

日常で使われる死や災難などを連想させる言葉

・死

・最後

・枯れる

・苦しむ

・消える

 

以上の言葉を完全に使わなくするのは正直とても難しいです。

なのでひと昔前ほどは気にもされなくなってきているのかと思います。

しかしいざ忌み言葉を結婚式の場で耳にすると違和感を感じてしまう言葉であることに間違いはないでしょう。

 

過去に忌み言葉を連発する司会者さんがおり、後日大変なクレームを受けたことがあります。

私も以前に司会者が口にした忌み言葉があります。

プロフィール紹介

「職場の先輩である新郎にいろいろと相談をしていく内に・・・」

再入場前アナウンス

「間もなく新郎新婦が会場にお戻りになられます。」

テーブルインタビュー時

「さあ次が最後のインタビューです。」

 

以前に書きました結婚式の司会者でも述べましたが

言葉を仕事にするプロの司会者、そして結婚式のプロとしてお手伝いをさせていただくスタッフは

言葉遣いには細心の注意を払いたいですね。

 

他にも日本語には謙譲語や尊敬語など外国語にはない相手を立てることを重んじる言葉遣いや

使ってはいけない言葉がたくさんあります。

そのうち今回のテーマの第二弾でお伝えしようかなと思います。

 

私たちブライダルスタッフもご両家や新郎新婦を祝福しながらお手伝いができるように

美しい日本語でお客様を出迎えてお見送りましょう

 

次回は8月27日更新です!お楽しみに!