こんにちは。
そして前回はレストランウェディングについてお話をさせていただきました。
今回は結婚式を専門に扱うゲストハウスウェディングがテーマです。
ゲストハウスウェディングの由来は結婚式を挙げるご両家や新郎新婦が自身の邸宅に招き
結婚披露を行うというヨーロッパでの風習がその始まりです。
これまでご紹介したホテルやレストランとは異なる点が多くあります。
そんなゲストハウスウェディングのメリット、そしてデメリットをお伝えします。
◇メリット
➀貸し切りできる
ホテルなどの複数に会場を所有せず、限られた会場で披露宴が行える。すなわち「この時間はご両家だけの会場」という
ホテルなどの複数に会場を所有せず、限られた会場で披露宴が行える。すなわち「この時間はご両家だけの会場」という
会場そのものを貸し切ることができるのがゲストハウスの魅力です。
近年は複数の会場を所有し、ホテルのようなスケジュール組みをしている会場もありますが他の結婚式のゲスト同士のバッティングを避ける
という努力は最小限守られています。
➁オリジナルの飾りつけ
前述にもある通り、貸し切りができるということは施設の中身や進行の中身にオリジナリティを持たすことができます。
Instagramの影響などもあり、ウェルカムスペースなどの飾り物に「自分たちらしさ」を表してさまざまな飾りつけをされる
新郎新婦も多くいらっしゃいます。私が携わったなかでインパクトのある飾りつけは中型のオートバイを入れたことでしょうか。
ホテルやレストランは他宴席も承るので少なからず制限がかかる場合もあります。
その点ゲストハウスではその制限も減少されます。
➂オリジナルの結婚式
飾りつけ同様に結婚式そのもののスタイルにも独創性を持たせることができます。
私が以前所属していた会場は神前式がメインでした。神前式ならではの参進などが挙式では行えますが
キリスト教式のようにバージンロードをご新婦のお父様と歩くというシーンは挙式では叶いませんでした。
しかし披露宴での入場時にキリスト教式スタイルで入場をして多くのご新婦の憧れである
「お父様とご一緒に入場する」という形も可能にしました。
披露宴でのこの入場は挙式ほど堅苦しくないのでキリスト教式の挙式では考えられない
お父様と新郎が握手したり抱き合ったりというシーンも目にでき、とても感動的でした。
④設備の充実
結婚式の専門式場なので結婚式に最低限必要な施設や設備は整っています。
控室や音響設備はもちろん。新郎新婦の控室(ブライズルーム)は他の施設以上にラグジュアリー感のある
造りとされている会場が多く見られます。
⑤結婚式に特化したスタッフが充実している
先にも述べた通り、結婚式を専門とした会場です。平日は一般のご宴席も受けますが
スタッフの全般は結婚式に対しての意識、知識、心得を体得しています。
日常にはない結婚式という時間と空間の中で少しでも不明な点があればスタッフに相談すれば解決してくれます。
⑥ガーデンなど屋外のイベントができる
本来の趣旨が「自身の邸宅にゲストを招く」というコンセプトで作られた会場が多いので
一軒家の庭のような広いガーデンが用意されている会場が多く見られます。
人数によってはそのガーデンで人前式を行ったりデザートビュッフェを行ったりと
ホテルなどでは実現しにくい催しが可能になります。
◇デメリット
➀天候に左右される
メリットの⑤にも記したようにガーデンなどの屋外でのイベントも可能です。
メリットの⑤にも記したようにガーデンなどの屋外でのイベントも可能です。
しかし当日万が一雨だった場合、そのイベントはすべて屋内へと変更されます。
天候などの自然には誰も逆らえませんし、希望を叶えられなかったという怒りをぶつける場所もありません。
そのような天候によってのリスクが生じるということを念頭においておきましょう。
➁都市型ゲストハウスのホテル化
ゲストハウスウェディングが始まった頃はその名の通りにヨーロッパにあるような
「一軒家」の造りの会場がほとんどでした。
それはいわゆる郊外に造られることがほとんどでした。
郊外になるほど交通アクセスなどの利便性の悪さが目立ちました。
そして大型都市にゲストハウスウェディングの会場が造られるようになりました。
郊外ほど土地の確保が困難な都市型ゲストハウスウェディング会場は
いわゆる「マンション型」の造りが主流になってきたのです。
ひとつの建物に幾つかの会場を備え、一日で複数の結婚式を受け入れます。
そのため以前ホテルウェディングでもお伝えした。他のゲストとのバッティングなどが生じます。
これでは宿泊施設のないホテルと同じようになってしまいます。
つまりは本来のゲストハウスウェディングの趣旨が失われてしまうということになります。
➂スタッフの経験値
これは実際にゲストハウスウェディングでの経験をしてきて感じた部分です。
ホテルなどでも言えますがゲストハウスウェディングは
若年層のスタッフが多く所属しています。
もちろん結婚式会場なので結婚式の教育は受けており、しっかりとした対応のできる
頼れるスタッフは多かったです。しかしそれは受け入れる会場側のスタッフとして言えること。
実際にご参列されるお客様や親御様の目にはどう映るでしょうか。
新郎新婦の上司の方やご友人などはいろんな経験を積んできた方が多いので多少のことは目をつむってくださるかもしれません。
しかし「我が子の大切な結婚式」としている親御様には若いスタッフは時に不安に感じてしまうかもしれません。
偏見と捉えられるかもしれませんが、現実としてそんなお声をいただいたことも少なくはありません。
会場側としては人員不足もあるのでもどかしいところではあるでしょう・・・
以上ゲストハウスウェディングについて述べましたが独創的・オリジナリティという言葉が目立ちます。
日本の風習ではないので日本流にアレンジされている感じもします。
お客様だけではなく会場側としても独創性が求められていると思います。
その「独創的」、「オリジナリティ」というのが間違った方向に進まないことを願います。
次回は4月2日の更新です!