おいてけぼりの徳島県を象徴する、
国際線の就航問題。
後藤田知事は6月18日の県議会で、
徳島と韓国ソウルを結ぶ国際定期便の開設に向けて、
「手ごたえを感じている」と述べましたが…。
そんな中、四国の空港で国際線を巡る動きが活発化。
インバウンドの増加を受けて、
地域活性化を目指す各県が誘致活動を強めています。
香川県の高松空港では7月からソウル線で、
航空会社が2社乗り入れる「ダブルトラック」が実現。
1日2便で週14便に。
他にも上海、香港、台北と路線が広がっています。
(まもなく高松空港へ乗り入れの韓国ジンエア)
愛媛県、松山空港はソウル、釜山、台北の3路線、
高知県の高知空港は台北の1路線とちょっと出遅れ気味・・・。
全国各地で新路線の開設や、
新型コロナウイルス禍で運休していた路線の再開が相次いでいて、
地方空港の競争が激しくなっていますが、
徳島空港は…いまだ定期路線はゼーロー。
(チャーター便で徳島空港に来るグレーターベイエアラインズ)
就航にはいろいろ問題があって、
徳島空港は自衛隊との併用空港で、
なかなか海外の航空会社が入りにくいし、
人手不足で、現行の航空会社が、
新規会社のグランドハンドリングを請け負うのは無理。
(多分限界にきていると思います)
さてどうなるんでしょうかねー、
ま、無理しなくても関西空港があるし、
後藤田知事だけ意気込んでも、空回りにならないように…。