旅行大手・阪急交通社がバス会社から過大な手数料を受け取り、
安全な運行に必要な安全確保経費(安全コスト)を阻害したとして、
観光庁が26日、旅行業法に基づく業務改善命令の発出に向け、
行政処分の対象から意見を聞く「聴聞」を実施しました。
聴聞に出席した阪急交通社の担当役員は、
「(意見は)特にございません」と述べ、
処分案を受け入れました。
観光庁は近く、同社に対して業務改善命令を執行します。
阪急交通社は2020年11月19~20日に実施した募集型企画旅行で、
貸し切りバス会社から過大な手数料を受け取り、
バスの安全な運行に必要な安全コストを阻害したとされています。
バス会社側も道路運送法違反(運賃の割り戻し禁止)で、
行政処分を受けています。
(阪急交通社本社がある梅田阪神第一ビルディング)
観光庁は聴聞の中で、
「こうした状態で貸し切りバスの運行が行われることは、
今後、重大な事故につながる恐れがあり、
旅行の安全の確保にも影響を及ぼす」と指摘しました。
そりゃそうでしょ、そのために法改正であって…。
昔はほとんど言い値だったこともあり、
旅行代理店からの依頼をバス会社が断り切れず、
バス会社は低運賃で請負い、
もうけがほとんどない=運転手への賃金に影響する=
意識が低くなる=事故につながる、
だったのを防ぐために法改正で、
バス会社が運賃を決めれる制度にしたのに・・・。
(距離と時間で運賃を上限から下限を計算して、
その範囲で運賃を決めるシステム)
いまだにそんなことしてるんはちょっと…。
時代遅れも甚だしい、しかも阪急?
宝塚歌劇団で大騒動になったのにまた?
考え方が古いのかな?
改善して、きちんとルールを守っていただきたいです。