少子化や温暖化など、
時代の変化に対応していかねばが迫られてる、高校野球。
広い北海道で予選の方式が変わります。
北海道高等学校野球連盟が、
夏の南北北海道大会出場校を決める、
地区予選の廃止を検討していることが分かりました。
試合数の均等化を図るのが最大の目的で、
早ければ来夏から他の都府県同様に、
トーナメントを一本化するようでします。
全国49地方大会のうち北北海道、南北海道のみで行われてきた、
「予選」が廃止されて、
北海道の夏の高校野球が大きく変わることになります。
(従来の予選方式の日程の例)
ちなみにこれまでは北海道を10地区にわけ、
南北大会出場の各16校の代表を決定していましたが、
南北大会出場までの試合数に、
各地区でバラつきがあることを問題視。
北北海道地区代表予選は旭川地区の18に対し名寄地区の5、
南北海道地区代表予選は札幌地区54に対し、
小樽地区の8(ともに今夏)と、
出場チーム数の差は地区で年々大きくなってる状態、
今後さらなる格差拡大も見込まれることから、
大規模な大会方式の変更が検討されていました。
(地区代表を決めてさらに予選本戦へ)
新方式は検討段階ですが、エリアが広大なため、
1・2または3回戦までは各10地区のチーム同士で行って、
その後は地区関係なく試合を実施する方向で調整が進められています。
初年度は、北北海道は旭川、帯広、
南は札幌、函館で3または4回戦~準々決勝を開催する予定、
準決勝、決勝の会場や組み合わせ抽選の方法は未定。
今後、大会運営方法や宿舎の確保、
移動手段などの課題について議論を重ねて、
夏以降に正式決定、施行される見込みのようです。
なにせ広い北海道、
もし1回戦で根室のチームと稚内のチームが旭川で対戦となると、
移動距離は根室は直線距離で約265km、
稚内だと約192kmの移動の末試合に。
費用も体力も必要で札幌地区同士とは大きな差が出てしまいます。
(憧れのエスコンフィールドも北広島市で、両地区からはかなり遠い・・・)
とりあえず試してみて、
問題点を解決ですが、選手が平等に不利にならないように、
運営できることをお願いします~。