運輸業界はバスの運転手さんのみならず、
航空業界にも押し寄せています。
それは日本だけでなく海外でも…。
韓国の空港では、
航空会社の出発遅延が繰り返されていて、
消費者の不安と、
不満混じりの問い合わせが相次いでいるそうです。
最近、機体の欠陥などの理由で、
航空会社が出発を遅延したり、
非常着陸したりする事態が頻繁に発生しているためだとか。
今月13日、仁川空港から大阪に向かうティーウェイ航空は、
機体に欠陥が発生して、11時間以上遅延。
乗客310人のうち204人が出発できず、
長時間の機内待機を強いられ、1人は体調を崩してしまいました。
12日には同じティーウェイ航空の、
バンコク発清州行きが機体欠陥で約18時間遅延。
3日には務安空港を出発して、
ベトナム・ダナンに向かおうとしていたベトジェットエアの飛行機が、
予定時間より31時間遅れ、結局、搭乗客なしで出発に。
ここで、該当航空会社側が乗客への補償として、
わずか7万ウォン(1ウォン=約0.11円)の補償金を提案したことがわかり、
これが問題視されています。
4月にも仁川発バンコク行きのエアアジア機が運航中に、
機体欠陥により香港に緊急着陸、
5月には東京行きのジンエアーが離陸のため、
滑走路に移動中に機体異常感知で点検するという理由で、
約2時間ほど待機などの事態が起こっています。
また出発前でも、一方的な取り消し通知も相次いでいるようで、
済州航空は仁川―グアム路線の午前10時40分出発日程を、
22時20分に変更。
キャセイパシフィック航空も仁川発香港行き路線を、
当日一方的に運航取り消し。
LOTポーランド航空は6・7月出発の仁川―ワルシャワ、
仁川―ブダペスト直行便を大挙欠航に。
これに対して、
航空会社だけでなく、
当然旅行会社にも消費者の不満受付が絶えず続いているようです。
事実上「航空機整備」名目ものとの出発遅延は、
航空会社により補償が提示されないため。
ただし旅行者保険約款により一部で補償金を受けることはできます。
出発遅延の理由として、
旅行会社関係者は、
「機材数に合わない無理な増便と就航で機体欠陥まで続いた。
パンデミック以後、人材が100%戻ってきていないのに、
売り上げを伸ばそうとするため、
整備が疎かになっているという話が出回っている」と指摘しています。
一度離れてしまい、次の仕事が順調だと、
戻る確率は低いのはどこも同じ、
日本でも空港での現場業務は人手不足で、
徳島空港のように航空会社は違えど、
地上業務を受託している会社が同じグループ会社だと、
共通する部分はお互いにができますが…。
もっとも人口が減ってたり、若者がいないわけではなくですが、
もっとダゴさん世代を活用すればと思います。
いわゆるシニア世代、まだまだやれますけどねー。
もちろんできる人、できない人の差異はありますが…。