少子化でなかなかスポーツの世界も、
維持・持続させることが厳しいですねー
。
日本中学校体育連盟（中体連）は８日、
主催する全国中学校体育大会（全中大会）で、
水泳やスキー、スケートなど、
9競技を2027年度から実施しないと発表しました
。
実施競技を減らすことで、
準備や運営を担う教員の負担を減らす目的。
各都道府県や地区ごとに行う予選大会にも、影響がでそうです
ほかに取りやめるのは、ハンドボール、体操、新体操、
ソフトボール男子、相撲、アイスホッケー。
ソフトボールの女子は継続
。
スキーは開催地との契約の関係で、
2029年度までは現行の規模で続けます
。
（女子ソフトボールは継続に）
中体連は、各競技を全中大会で取りやめる代わりに、
日本水泳連盟をはじめとした、
競技団体主催の大会への一本化を進めるようです。
全中大会は、1979年度に7競技で始まった中学生の総合スポーツ大会で、
現在は夏季16競技、冬季4競技で計約1万3000人が出場します
。
都道府県や地区の予選には、
全国の中学生約320万人のうち約180万人が出場
。
一方、全国の教員が、
予選大会から運営や協賛金集めに追われる問題点が指摘されていました
。
中体連では、全国9地域ブロックの代表者らで専門委員会を作って、
2021年度から改革案を検討し、
今年１月に競技数の削減を柱とする提言をまとめ、
理事会に諮っていました。
中体連の2023年度の集計では、
バスケットボールや陸上競技、
卓球などの部活を設けている学校が多いのに対し、
ハンドボールや体操、新体操、スキー、スケート、相撲、
アイスホッケーの7競技は男女とも1000校を下回っていたそうです
。
国民体育大会（国民スポーツ大会）も開催をめぐって、
議論がされている現状
。
確かに全中の代わりに選手権大会にすればいいのではと思いますけどねー、
高校では硬式野球がその例で、
高体連主催の高校総体とは別大会になってます。
いずれにしてもどんな形でも競技する中学生に、
夢と希望が持てる大会であってほしいです
。