社会人野球はけっこう見に行ったことありますが、
この制度は知らなかったなー。
一番大きな大会が都市対抗野球大会。
毎年夏に東京ドームで開催されますが、
(2011年は地震のため京セラドーム大阪で開催)
その大会で特殊な制度がいくつかあるそうです。
そのうちの1つが特定シード。
1万5000人以上(チケット代にしてら1000万円以上)を、
観客動員できるチームが、
1回戦の日時を選べる「特定試合シード」制度です。
大会を盛り上げるため、
一定数以上を動員できるチームが事前申請した上で、
指定の日時を指名できる制度。
1回戦の日時を選べて、
特定シード同士は初戦では対戦しないため、
最初の試合から強敵とぶつかるリスクを軽減できます。
2007年から始まった制度だそうで、
2020年以降は観客制限で導入されていませんでした。
2023年大会は特定試合シードが4年ぶりに復活。
2023年は1万人以上の集客が見込まれることを条件に、
14チームが特定シードを申請した結果、
同じ日時を希望した強豪が1回戦で対戦することになりました。
(トヨタ自動車とHonda、Honda熊本と西濃運輸、
パナソニックとJR西日本、SUBARUとJFE西日本、
JR東日本東北と日本生命の6試合)
珍しいですねー。
当然特定シードを取らないチームは、
同シードを取る強敵と初戦で当たる確率が高くなり、
勝ち抜けるのが大変かも…。
この制度は知りませんでしたねー、
あと知っていましたがこれも独特な、
「補強選手」制度を次にご紹介します。