全国に恥をさらした、徳島県のGIGAスクール構想での、
タブレット故障問題。
徳島県教育委員会が令和2年度に調達し、
県立高校などに配った「1人1台」のタブレット端末、
1万6500台のうち半数超が故障した問題を巡って、
徳島県の榊浩一教育長が3月末で退任する意向を固めました。
任期は7年3月末までで、引責とみられますが、
逆にそれはちょっと無責任では。
問題のタブレットは中国のツーウェイ社製。
文部科学省の「GIGAスクール構想」を受け、
県立高など計30校に配備しました。
2023年7月以降、バッテリーが膨張する故障が急増。
調達が間に合わず、
1人1台の状態に戻るのは今年9月ごろになる見通しに。
後藤田正純知事も、
後手に回った県教委の対応を批判していました。
榊氏は、2月29日の県議会文教厚生委員会で、
「問題は今も進行中で、深刻な影響が出て誠に申し訳ない」と謝罪。
どうやら昨年末頃から、
責任を感じ退任する意向を周囲に漏らしていたそうですが、
辞任してもタブレットの台数が戻るわけでもなく、
無責任で途中で投げ出して、
次の人に負わせるのはどうかと思いますけどねー。
きちんと最後まで職務を果たすこと事が、
長としての責務ではと。
もっとも教育長がこの機種の導入に関係していないと思われ、
そこは気の毒に思えますが、
教育長を拝命されてるし、
それなりに給料ももらってると思われるからねー。
もっとも一番かわいそうなのは生徒さんなのをお忘れなく。