私のシステムでは、トランス・整流・平滑部(SC)とREG・アンプ部のケースを分けています。
理由は、アンプ製作するたびにトランスなどを買うのは無駄だから。
特殊な場合は別ですが、トランスは今動かしているアンプの分があれば良いわけです。
IC-PAなどは、たいていが12V~18Vの電源があれば良く、
IC-PAを5台作っても使うのが1台なら、1台のSC(トランス等)で間に合います。
SC(トランス等)を一緒にした製作記事をよく見ますが、もったいないと思ってます。
さて、私が使っている電解コンは、ごく一般品ですね。
秋月で安値で売っているものしか使ってません。
金田式を作っていたころは、1個1万円近いニッケミFWなどを買っていて、
電子部品で一番寿命が短い「金食い虫」だと思ってました。
最近は吹っ切れて、秋月の安売り電解のみですが、
たぶん企業在庫の長期滞留品だと思われます。
私が勤めていた会社でも滞留在庫は3年で秋葉の業者に処分してました。
特性が劣化していることは承知の上で、やや大きめの容量で対応しています。
音の劣化を耳で感じたことはこれまでありません。
トランスやブリッジダイオードもごく汎用のものです。
昔、半波整流に凝ったことがあり、買いこんだダイオードはありますが
いまだに使っていません。