皆さんは、自分の再生装置のカットオフをご存じでしょうか?
何も気にせず、カップリングCの容量は大きければ良い、
としているんじゃないでしょうか?
私も積セラですけど、4.7uF+0.1uF+2700pF+68pFとしてました。
これなら、負荷が5kΩでもカットオフは、7Hzです。
積セラで最も高性能なのはC0G特性のものですが、
4.7uFだけは次点のX7R特性を使うしかありません。
(4.7uFのC0Gは世の中にない・・・)
で、NHKのモニターSPなどを調べていて、
低域は50Hzまでを目安にしていると感じ取れました。
それなら、1oct(オクターブ)余裕を見て、
我が家では25Hz以下ならよし、と決めました。
これなら、音の良いC0Gで統一できそうです。
LA(ラインアンプ)の負荷は100kΩとしています。
PA(パワーアンプ)の入力インピーダンスは、50k~60kΩ。
合成値は、33.3kΩになりますね。
これなら、0.2uFあれば、カットオフ24Hzになります。
かくして、0.1uFx2個+2700pF+68pFのカップリングに決まりました。
音は歴然とした違いが感じ取れました。
もはや、戻れませんね。。
ca3080氏の鋭い感性に敬服しています。
25Hzをカットオフにした効果は、すぐに分かりました。
ウーファーがふらつかず、サブソニックフィルターになってます。
我が家のショボイSPでは、低音感に全く変化なし、でした。