失敗しないtwitter活用講座 -3ページ目

UCCのTwitter上でのキャンペーン告知について

2月5日、UCCを名乗る複数のTwitterアカウントから、宣伝メッセージが無差別にリプライされてくる、という事態が起こりました。

受け取ったユーザーは不審に思い、それがTwitter上でつぶやくことでさらに拡大、「企業アカウントを偽装したスパムBOTではないか」という騒ぎになりました。

これは実はUCCのキャンペーンの一環として始められたもので、
「コーヒー」「懸賞」などのキーワードが入ったツイート(つぶやき)を機械により判定し、自動的にbotと呼ばれるプログラムにより「@username」に向けて「コーヒーにまつわるエッセイとアートを募集中!エッセイで賞金200万円!アートで賞金100万円!締切間近!!」というメッセージを送る、という仕組みだったそうです(同社発表より)。

同社はtwitter上のつぶやきから混乱をしり、BOTを停止。
了承を得ていないユーザーに対して自動で宣伝メッセージを送ったこと、複数アカウントのBOTで同一文面を送り続けたため、Twitterの利用規約に違反したとして謝罪文を掲載しました。

UCCの謝罪文
http://www.ucc.co.jp/gcs/twitter.html


BOT稼働当時のニュースからその混乱ぶりがうかがえる。

企業アカウントが凍結されたニュース(大量のリプライを行ったためか)や、
http://realtimeweb.jp/archives/1991

アカウントが公式のものかどうかを問い合わせた記事などがあります。
http://d.hatena.ne.jp/hagex/20100206


また、キャンペーンを担当した会社として某有名ウェブサービス企業の名前が取りざたされましたが、これは濡れ衣のようです。



今回のケースは極端な例ですが、twitterを利用してマーケティングを行う際の教訓になると思います。
確かに、twitterはAPIが公開されているため、特定キーワードに反応してリプライを行うような仕組みを作ることは難しくないのですが、それはあくまでプログラムであり、そのユーザーが望む情報とは限りません。
また、twitterはRTなどで情報の共有がしやすく、ひとりのユーザーに発信したはずの情報があっと言う間に広がります。実際、そのことが非常に短い時間での混乱とキャンペーン停止につながっています。

twitterを利用して何かの宣伝活動をしようと思うときは、これらのことに注意を払っておく必要があるでしょう。

いま何が流行っているのかを知りたいとき

いまtwitter上で何が流行っているのか?ということを調べたいときには、「buzztter (ばずったー)」というサービスがあります。

buzztter
http://buzztter.com/ja

上記のサイトに、今twitter上でよくつぶやかれている単語が表示されています。
「ばずったー」は、twitter上のつぶやきを自動で解析して、よく登場する単語を順に表示するしくみになっています。
ですから、これを見れば、「今twitter上で何が流行っているか」が分かるわけです。

buzztter(twitterアカウント)
http://twitter.com/buzztter

また、こちらのアカウントで定期的に「今流行っている単語」をつぶやいていますので、
フォローしておくと定点観測になります。

自分のブログにtwitterの発言も表示しておきたい場合に

Twitterユーザーの中には、ブログもやっているという方は非常に多いと思います。
そのブログに、Twitterの最新のつぶやきを表示させておきたい、と思ったことはありませんか?

そんなときには「twitterブログパーツ」というものがあります。
それも、いくつか種類があります。


まずは公式のものから。

twitterウィジェット
http://twitter.com/goodies/widgets

デザインなども細かく変えることができます。
表示が英語なのがちょっとハードル高めですが。


ついめ~じ
http://program.kir.jp/twimg/

つぶやきっぽい柔らかなデザインがいい感じ。


twitch
http://ooze-flash.com/twitch/

シンプルなデザインで、公式サイトに近い表示になります。


どのブログパーツも、ソースコードを取得して、それをブログのフリーエリアなどに張り付けるだけで使うことができます。

ブログを見た方がフォローしてくれることももちろんあるので、ぜひブログパーツを導入してみてはいかがでしょうか?