近代消防 2014年（平成26年）６月号
予防技術検定模擬テスト NO.７２
掲載問題のいくつかを紹介
予防技術検定模擬テスト〈解答と解説〉は、
近代消防 2014年（平成26年）６月号で紹介
〔共通〕問１
住宅用防災警報器の設置位置の基準に関する次の記述を読み、（ ）に当てはまる数値を選択肢の中から選んで、その番号を該当欄に書きなさい。
「住宅用防災警報器は、天井又は壁の屋内に面する部分（天井のない場合にあっては、屋根又は壁の屋内に面する部分）のうち、壁若しくははりから（ イ ）ｍ以上離れた天井の屋内に面する部分又は天井から下方（ ロ ）ｍ以上（ ハ ）ｍ以内の位置にある壁の屋内に面する部分のいずれかの位置で、かつ、換気口等の空気吹出し口から、（ ニ ）ｍ以上離れた位置に設けなければならない。」
［選択肢］⑴ 0.15 ⑵ 0.5 ⑶ 0.6 ⑷ 1.5
〔消防用設備等〕問１
自主表示対象機械器具等に関する次の記述のうち、消防法令上誤っているものを一つ選んで、その番号を○で囲みなさい。
⑴ 自主表示対象機械器具等とは、検定対象機械器具等以外の消防の用に供する機械器具等のうち、一定の形状等を有しないときは火災の予防若しくは警戒、消火又は人命の救助等のために重大な支障を生ずるおそれのあるものをいい、現時点では動力消防ポンプのみが該当する。
⑵ 自主表示対象機械器具等は、消防法令で定める表示が付されているものでなければ、販売し、又は販売の目的で陳列してはならない。
⑶ 自主表示対象機械器具等のうち消防の用に供する機械器具又は設備は、消防法令で定める表示が付されているものでなければ、その設置、変更又は修理の請負に係る工事に使用してはならない。
⑷ 自主表示対象機械器具等の製造又は輸入を業とする者は、自主表示対象機械器具等について、その形状等が総務省令で定める自主表示対象機械器具等に係る技術上の規格に適合しているかどうかについて総務省令で定める方法により検査を行い、その形状等が当該技術上の規格に適合する場合には、総務省令で定めるところにより、当該技術上の規格に適合するものである旨の表示を付することができる。
〔危険物〕問１
地下貯蔵タンク等の漏れの点検に関する次の記述のうち、明らかに誤っているものはどれか。
⑴ 微加圧法は、地下貯蔵タンクの気相部に空気を封入して２kPa の圧力に加圧し、圧力降下を確認する。
⑵ 二重殻タンクの強化プラスチック製の外殻については、ガス加圧法又は減圧法が適用される。
⑶ 微減圧法は、地下貯蔵タンクの気相部を２kPa 以上10kPa以下の範囲で減圧し、圧力上昇を確認する。
⑷ 二重殻タンクの内殻については、点検対象から除かれている。
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〈カラーグラビア〉
| ■ | 韓国・大型旅客船セウォル号沈没事故 |
| ■ | 拠点機能形成車両を公開（消防庁・習志野市消防本部）／松山市にも拠点機能形成車両を配備（松山市消防局） |
| ■ | 大阪府立消防学校初任教育入校式 |
| ■ | 「東日本大震災復興支援企画」消防自動車寄贈（（株）バトライト／釜石市消防団／南相馬消防団） |
| ■ | 消防救急デジタル無線設備・消防通信指令システム等運用開始式（松本広域消防局） |
| ■ | 高機能消防指令センター、多機能型訓練等併設・新消防庁舎で業務開始（河内長野市消防本部） |
| ■ | 科学技術週間 消防防災の最新技術・研究開発・業務内容を一般公開 |
| ■ | 【ファイヤートピックス】 |
| さいたま市消防音楽隊／松戸市消防局／東京消防庁麻布消防署／中濃消防組合消防本部／京都中部広域消防組合消防本部／豊中市消防本部／加古川市消防本部／鹿児島市消防局 |
| 《社説・消防評論》 地球温暖化と災害 | |
| ■ | 〈特集〉東日本大震災から３年④ |
静岡県に学ぶ 我が国の消防・防災・危機管理対策 |
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| 東日本大震災から３年に寄せて―。 地震・津波対策のあり方を考える④ | |
| ■ | 緊急消防援助隊基本計画の改正について |
| ■ | スタンドパイプ設置における課題と今後の可能性 ～スタンドパイプにおける消火訓練を地域の再生に！～ |
| ■ | 化学工場における防火管理学 |
| ■ | 高さ日本一を更新した超高層ビル あべのハルカス大阪に竣工 |
| ■ | 千葉北西消防指令センターが活用する 通訳コンシェル１１９（５言語24時間365日対応） |
| ■ | 災害救助と精神科救急のあらまし |
| ■ | 災害を生き抜く知恵を、この一冊「ＬＯＶＥ＆HOPE～防災ハンドブック２０１４」 全国の郵便局とＴＯＫＹＯ ＦＭで配布を開始 |
| ■ | 全国消防最前線(78) |
| 福知山市消防本部
・「救命の絆」 世界一のまちをめざして邁進 |
|
| ■ | 〈東西南北 消防団訪問レポート(59)〉 |
| 福知山市消防団 －地域に根ざした 誰からも信頼される消防団を目指して－ | |
| ■ | 横浜市消防音楽隊 創設55周年記念演奏会 輝～未来への出航～ |
| ■ | 第12代消防総監 中條永吉氏 逝去 元尼崎市消防局長 堂本嘉巳氏 逝去 長崎市消防局元次長 松添 博氏 逝去（長崎被爆体験の語り部） |
| 〈時の視点〉自身・津波対策は総力をあげて ～政府の「防災・減災対策大綱」まとまる～ |
| ＝ 連 載 ＝ |
| ■予防よもや話⑥ ・読者さんからの質疑に対する回答について① |
| ■特異火災原因事例シリーズ⑱ 津波による車両火災に関する研究 －名古屋市消防研究室－ |
| ■国際消防防災事情(44) アジア防災会議２０１４の開催について |
| ■考えながら学ぶ違反処理法学 (25) |
| ■救急活動事例研究⑪ 山陽自動車道での夜間高速バス事故による集団救急事故報告 －倉敷市消防局玉島消防署－ |
| ■今さら聞けない資機材の使い方 〔第15回〕メインストレッチャー |
| ■ 気象災害から学ぶ(65) 梅雨はアジア全体の現象 |
| ■ 歯医者さんが教える歯と口腔の健康管理(35) 知覚過敏らずについて |
| ■ 守り人(25) |
| ■ 〈災害史探訪〉(78) 新潟地震から５０年（その１）燃え続けた石油タンク群 |
| ■ 消防・防災雑感 消防庁長官としての体験を中心に⑮ 福山市ホテル火災と適マーク制度 |
| ■ 赤色灯(77) |
| ■ 安全・安心の窓(13) 復興の目線 |
| ■ 私のページ(77) |
| ■ ファイヤーファイターに贈る接遇道(31) |
| ■ ファイヤーダイアリー2014 (43) |
| ■ 最近の災害（平成２６（2014）年３月） |
| ■ 日本のこころ能のおはなし(39) |
| ■ 最近の主な通知〈平成26年３月３日～３月27日〉 登載通知＝「立入検査マニュアル」及び「違反処理マニュアル」の一部改正について（平成26年３月４日 消防予第55号）ほか |
| ■ 昇任試験実力養成講座〈解説つき〉 No.567 さらに充実した問題 ＝共通（消防士長・消防司令補）、消防司令、小論文（消防司令用） ＝ |
| ■〈解説つき〉予防技術検定模擬テストNo.72 －共通、消防用設備等、防火査察、危険物－ |
| ■ 消防防災の動向・Ｆｉｒｅ Ｔｏｐｉｃｓ（全国各地の動き）・新商品紹介コーナー |
