近代消防 2014年(平成26年)5月号
予防技術検定模擬テスト NO.71
掲載問題のいくつかを紹介
予防技術検定模擬テスト〈解答と解説〉は、
近代消防 2014年(平成26年)5月号で紹介
〔共通〕問1
防火対象物が二以上ある場合の防火管理者に関する次の記述のうち、消防法令上誤っているものを1つ選べ。
⑴ 同一敷地内に管理について権原を有する者が同一の者である消防法施行令別表第1(以下、「別表第1」という。)に掲げる防火対象物が二以上あるときは、それらの防火対象物は、防火管理者に関する規定の適用については、一の防火対象物とみなす。
⑵ 同一敷地内に管理について権原を有する者が異なる別表第1に掲げる防火対象物が二以上あるときは、それらの防火対象物は、防火管理者に関する規定の適用については、別の防火対象物とみなす。
⑶ 異なる敷地に管理について権原を有する者が同一の者である別表第1に掲げる防火対象物が二以上あるときは、それらの防火対象物は、防火管理者に関する規定の適用については、一の防火対象物とみなす。
⑷ 異なる敷地に管理について権原を有する者が異なる別表第1に掲げる防火対象物が二以上あるときは、それらの防火対象物は、防火管理者に関する規定の適用については、別の防火対象物とみなす。
〔消防用設備等〕問1
一の防火対象物に異なる二以上の用途に供される部分が存しており、当該異なる二以上の用途のうちに、一の用途で、当該一の用途に供される防火対象物の部分がその管理についての権原、利用形態その他の状況により他の用途に供される防火対象物の部分の従属的な部分を構成すると認められるものがある場合、次の記述のうち、消防法令上、当該一の用途が当該他の用途に含まれるとされる要件として適当でないものを1つ選べ。
⑴ 主たる用途に供される部分に機能的従属していると認められる用途の部分であって、当該従属的な部分についての管理権原を有する者が主たる用途に供される部分の管理権原を有する者と密接な関係を有する者であること。
⑵ 主たる用途に供される部分に機能的従属していると認められる用途の部分であって、当該従属的な部分の利用者が主たる用途に供される部分の利用者と同一であること。
⑶ 主たる用途に供される部分に機能的従属していると認められる用途の部分であって、当該従属的な部分の利用時間が主たる用途に供される部分の利用時間とほぼ同一であること。
⑷ 主たる用途に供される部分の床面積の合計が当該防火対象物の延べ面積の90%以上であり、かつ、当該主たる用途以外の独立した用途に供される部分の床面積の合計が300㎡未満であること。
〔防火査察〕問1
消防法(以下「法」という。)第8条の2の3に規定する防火対象物の点検及び
報告の特例に関する記述のうち、誤っているものは次のうちどれか。
⑴ 法第8条の2の3第1項第2号ロの「取消しをされるべき事由が現にあること」とは、法第8条の2の3第6項各号の取消要件に該当することを覚知しており、取消しの処分を行うための具体的手続きに入っていることをいう。
⑵ 法第8条の2の3第1項第2号イの「過去3年以内において…命令されたことがあり」とは、命令がされた日から申請日の間に3年間が経過していればよいということをいう。
⑶ 法第8条の2の3第1項第2号ハの「前条第1項(法第8条の2の2第1項)の報告について虚偽の報告がされたこと」とは、管理権原者が点検していないにもかかわらず点検したとして報告した場合のことをいう。
⑷ 法第8条の2の3第1項第1号の「当該防火対象物の管理を開始した時」とは、法第8条の2の2第1項に該当する防火対象物の管理を開始した日のことをいう。
〔危険物〕問1
取り扱う危険物がトルエン(500リットル)からアセトン(1,000リットル)に変更された場合の品名及び指定数量の倍数の変化について正しいものはどれか。
品名 指定数量の倍数
⑴ 変わる 変わる
⑵ 変わらない 変わる
⑶ 変わる 変わらない
⑷ 変わらない 変わらない
予防技術検定模擬テスト〈解答と解説〉は、
近代消防 2014年(平成26年)5月号で紹介
〈カラーグラビア〉
■ | 東日本大震災三周年追悼式(国立劇場) |
■ | 東日本大震災追悼式(小山市)/第3回東日本大震災「祈りの日」式典 |
■ | 平成25年度国際消防救助隊セミナーを開催(消防庁/全国市町村国際文化研修所) |
■ | 消防庁ヘリコプター(5号機)の運用開始(総務省消防庁・高知県) |
■ | 全国消防大会・第66回日本消防協会定例表彰式・「消防団と地域防災力」シンポジウム(日本消防協会) |
■ | 春の火災予防運動-全国各地で、消防訓練、フェスティバル等、多彩な取組 |
■ | 千葉県消防広域応援隊合同訓練/本部庁舎と佐原消防署の運用を開始 |
■ | 第7回階段駆け上がりレース2014inOSAKA(日本警察消防スポーツ連盟)/日本一の超高層ビル あべのハルカスオープン |
■ | 【ファイヤートピックス】 |
総務省消防庁/東京消防庁向島消防署/座間市消防本部/信濃町消防団/項が広域行政組合消防本部/鳥取県消防防災航空隊/島根県消防協会/福山地区消防組合消防本部 |
《社説・消防評論》 元消防職員の知識・技能を生かせる制度の確立を | |
■ | 〈特集〉東日本大震災から3年① |
都市と避難 -大都市避難問題と災害情報- |
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東日本大震災から3年に寄せて―。 地震・津波対策のあり方を考える③ | |
2011年(2011年)東北地方太平洋地震(東日本大震災)の被害状況 |
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■ | 違反対象物に係る公表制度の実施について |
■ | 違反対象物の公表制度について |
■ | 「消防・救助技術の高度化等検討会」報告書の概要について |
■ | 全国瞬時警報システム(Jアラート)の津波警報、噴火警報及び気象特別警報に係る改修の概要について |
■ | 「平成25年度宮崎県総合防災訓練の取組 |
■ | LED式熱傷受賞警報器の開発(札幌市消防科学研究所) |
■ | 全国消防最前線(77) |
小山市消防本部
・全国に誇れる安全・安心な街作りをめざす 小山市消防本部 ・市民の安全・安心を支える最新鋭の高機能システム 小山市消防本部 高機能消防指令センター |
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■ | 〈東西南北 消防団訪問レポート(56)〉 |
ひと・まち・暮らしを守る我ら小山市消防団 -新たな消防団への礎造り- | |
■ | 横浜市消防音楽隊 創設55周年記念演奏会 輝~未来への出航~ |
■ | この本を推薦します 救急現場活動における法的判断~救急事例から紛争防止を考える~ 推薦者救急救命九州研修所 郡山 一明 |
■ | 第18代消防総監 杉村哲也氏(本誌論説委員顧問)逝去 |
〈時の視点〉都市を襲う津波火災 ~地震防災対策の新たな課題~ |
= 連 載 = |
■予防よもや話⑤ ・防火対象物の規模の把握について(その2) |
■特異火災原因事例シリーズ⑰ ボーリング現場で発生した天然ガス火災 -日立市消防本部- |
■国際消防防災事情(43) 台風「ハイエン」に係るフィリピン被災地調査と復興支援 |
■考えながら学ぶ違反処理法学 (24) |
■今さら聞けない資機材の使い方 〔第14回〕スコップ |
■〈新連載〉消防官のための地方自治法入門① |
■〈新連載〉ブルガリア消防事情① 黒海沿岸の守り手たち-ブルガス州消防局を訪ねて(その1) ロシヤ式から欧州型消防への長い道のり |
■ 気象災害から学ぶ(64) 記録的な関東甲信地方の大雪 |
■ 歯医者さんが教える歯と口腔の健康管理(34) 親知らずについて |
■ 守り人(25) |
■ 〈災害史探訪〉(77) 函館大火から80年 |
■ 消防・防災雑感 消防庁長官としての体験を中心に⑭ 各国の救急業務と有料化問題 |
■ 赤色灯(77) |
■ 安全・安心の窓(12) 「物語性」に潜む危険 |
■ 私のページ(76) |
■ その気持ち、伝わっている?(7) |
■ ファイヤーダイアリー2014 (42) |
■ 最近の災害(平成26(2014)年2月) |
■ 日本のこころ能のおはなし(3) |
■ 最近の主な通知〈平成26年2月7日~2月19日〉 登載通知=火災予防条例(例)の運用について(平成26年2月7日 消防予第33号)ほか |
■ 昇任試験実力養成講座〈解説つき〉 No.566 さらに充実した問題 =共通(消防士長・消防司令補)、消防司令、小論文(消防司令補用) = |
■〈解説つき〉予防技術検定模擬テストNo.71 -共通、消防用設備等、防火査察、危険物- |
■ 消防防災の動向・Fire Topics(全国各地の動き)・新商品紹介コーナー |