毎年夏場は夜眠れないことが多くて、読書が進むのだが、

今年はいつものペースでたったの4冊。

高校生になって初めての夏休みに突入したものの、

夏休みも午前中は課外授業があってあんまり夏休み感がない。

 

去年買い替えたエアコンが効きすぎて、29度設定にしても部屋は寒いし、

かといって切ると耐えがたいしで贅沢な悩み。

 

あぁ、今年は電気代がいくらくるんだろう。

恐ろしや。。。

 

という訳で、今月は割とバラエティに富んだ4冊。

 

7月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1232
ナイス数:73

緑の我が家 Home,Green Home (角川文庫)緑の我が家 Home,Green Home (角川文庫)感想
久しぶりの小野不由美さん。夏に読むのにふさわしいホラー小説。高校生で一人暮らしをすることになった荒川浩志は、ハイツ・グリーンホームへ引っ越してきた。転勤族だったため、実はこの町には小学生のときに住んだことがあったはずだが、記憶がほとんどない。しかし神社の鳥居にはもの凄く嫌な感じを受ける。6号室に住む同年代の和泉はちょっと変わった男の子。ヒロシと呼び捨てにしたがり、出ていった方がいいと忠告をするが。徐々に真相がわかってきて怖いのは怖いが、最後はいいお話だったと人間性を考えさせられる。
読了日:07月05日 著者:小野 不由美


レモンと殺人鬼 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)レモンと殺人鬼 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
このミス大賞作品。叙述トリックと二転三転するストーリーに、途中ちょっとわかりにくかったが、最後はそうくるかという終わり。ジェットコースターすぎて置いてけぼりになった登場人物も。幼い頃に父を殺され、大人になって妹を殺された美桜。父の死後別々に育った妹の汚名を雪ごうと、調査しはじめたが…最後はこのテーマから全然違うことに。これは本当にネタバレで申し訳ないが、犯人がひとりじゃないのはズルイ(笑)結局、美桜はどうなっていくのかな。
読了日:07月15日 著者:くわがき あゆ


文豪はみんな、うつ (幻冬舎文庫)文豪はみんな、うつ (幻冬舎文庫)感想
文豪は精神を病んでいるから文豪なのか、文豪と言われるようになる過程で精神を病むのか。この本を信頼するならば、精神病と文学は別のような気がする。しかし、精神病であることは作品に大いに影響があるため、精神を病んでいるからこそ生まれた作品であることは間違いなく、常人には書けぬからこその文豪なのであろう。言ってることがよくわからんようになってきたが、つまりは鶏が先か卵が先かであって、精神病と文豪には深い関係があるのだろう。ただし、必ずしも執筆自体が精神病を生むワケではないようだが。。。
読了日:07月22日 著者:岩波 明


リセット(新装版) (双葉文庫)リセット(新装版) (双葉文庫)感想
47歳、高校時代の同級生がある店に入る。高校時代に戻りたいという話をしていたら、お店の人が30でいいですね?と。本当に高校生に戻った3人は、現在の不満を繰り返さないために新しい道を行くが……。何度やり直したって、人生は何らかの不満があるものなんだろうな。それでもリセットして最初の人生を生きていく。戻ってやり直したことで、本当にやりたいことが見つかったのかな。私たちはリセットできないから、貴重な時間を大切に生きないとね。
読了日:07月31日 著者:垣谷 美雨

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