激録!!双子密着24時 ~涙と笑いの育児物語~ -11ページ目

双子の睡眠問題、その後。

<<双子の睡眠問題 これまでのお話>>


Panaの寝付きの悪さと、夕方の寝ぐずりに限界を感じた母は、
睡眠問題対策をうつべく乗り出したのです。
まずは規則的な昼寝の時間を確保。
そして抱っこやおっぱいを必要としない、自立した寝付き。
育児 本を参考にしつつ、試行錯誤を重ねながら、
双子の安眠と、母の精神安定を目指す旅は始まったばかり…。

■双子の睡眠問題、その後。


規則的な昼寝の習慣を定着させました。
午前睡は、10時~11時半まで
午後睡は、2時半~4時まで

初めの頃は、長く寝ててくれたらラッキーってな感じで、
2時間でも寝かせていましたが、昼寝しすぎは夜に響くことを学習したので、
例え寝ていても時間になれば起こします。
Altaの寝起きは、眼鏡を取ったのび太ばりに目が3になってます。3 3 ←こんな目
寝付きがよいところものび太ゆずり。お父さんはのび太かもしれません。

逆に早く起きてしまった時は、また無理に寝かそうとはせず起こします。
なかなか寝てくれなかった場合も、その分の昼寝時間を後ろにずらす事はせず、
睡眠時間を削って時間通りに起こすようにしています。
とにかく、昼寝は時間通り規則的に、がポイントです。

定着させるまでは、昼寝し過ぎて、夜中にお目々パッチリで起きてしまったり、
朝5時ぐらいに起きてしまったり、紆余曲折ありましたが、
最近ようやく落ち着いてきました。

そして昼寝の時は、上手に一人で寝るようになりました。
時間がくれば寝室のベッドに置いて、スリーパーにくるんで終了です。
部屋から出て、10分後見に行けばたいてい寝てます。
たまーに、途中で泣いて起きてしまうこともありますが、
ここから1時間半は、完全に自由時間です。

夕方の寝ぐずりは相変わらずですが、昼寝をしっかりするようになってから
昼間の機嫌がいいので、ほんっっとに楽になりました。

しかしながら、夜の寝かし付けはまだ模索中です。
昼寝と何が違うのか、どうしてもPanaは一人で寝るまで大泣きしてしまいます。
この泣きが精神的にツライので、最近は夜のみ添い寝トントンで寝かし付けています。
夜寝る前ぐらい甘えさせてもいいかな、と我が家ルールに少々変更しました。

まだまだ悩みは尽きず、課題もたくさんありますが
試行錯誤の睡眠問題対策、効果はあったと言ってもよいでしょう。

昼寝の成果は抜群です。皆様も是非、規則的なお昼寝を!

薄毛の貞子

Panaの成長が目覚しく、ズリバイで部屋中を徘徊しております。
行ってほしくない場所ほど興味深いらしく、
障害物を押しのけてテレビ台の下にもぐり電気コードを引っ張ったり、
ケースをひっくり返してオムツを引きずり出すといった奇行を重ねる日々です。

人見知りと後追いも激しく、そのしつこさはストーカーの如し。
母は部屋から出ることを許されず、軟禁状態です。

私がキッチンなどに移動すると、
身体をユラァ…ユラァ…と揺らし、ほふく前進でどこまでも追ってきます。
その姿、いささか髪は薄いですが貞子の如し。

よそ見をしていて、ふっと気付いたら
足元にユラ~っと貞子がからみついていた時は、
我が子ながら背筋が凍る思いです。
時々、薄笑いを浮かべているのもまた…。

今はまだ、薄毛なのが救いかもしれません。
その頭髪では呪われる事はなさそうです。

ママ!一人で眠れたよ!大作戦

始まりました、「ママ!一人で眠れたよ!大作戦」
作戦の全貌と、現在の戦果を公開いたします。

<<ルール>>
・昼寝は決まった時間に(午前10時~11時半、午後14時半~16時)
・目が覚めた状態で寝室に連れて行って寝かせる
・おっぱいや抱っこで寝かしつけしない

<<方法>>
まず寝室に寝かして、母は部屋から出る。
泣いても、まずは3分我慢。
3分たっても泣いていたら部屋に入り、1~2分トントンしたり歌ったりしてあやす。(抱っこはしない)
それで落ち着いても、泣き続けていても、とにかく2分たてば部屋を出る。
これを寝付くまで繰り返す(我慢の時間は3分⇒5分⇒7分まで延ばす)

もし興味を持った方は、詳細は本でご確認ください。
「赤ちゃんがすやすやネンネする魔法の習慣」
http://amzn.to/gLy08p

さて肝心の戦果ですが、一日目の昼、試しにPanaを寝室のベッドに放置してみました。
意外と機嫌よくしているので、これはいけるかも…。
恐る恐るAltaも寝室に転がしてみました。
しばらくしてそっと部屋を覗くと、双子は赤ちゃん新聞(触るとクシャクシャ鳴る新聞仕立てなオモチャ)を取り合い、掴み合いの喧嘩をしておりました。
昼寝の時は、枕元にオモチャを置いてはいけないことを学びました。

気を取り直し、オモチャを撤収して、しばらくすると双子、寝ました!
そして午後睡でも大成功。
Panaちゃん!意外と一人で眠れる子だったの?!
お母さん、勝手に眠れない女のレッテル貼ってたの?ごめんね!

調子に乗って、夜も同様の放置を試みたところ、Pana号泣…。
昼寝と何が違いますか?
でも、すぐには寝室に行かない。我慢我慢。
3分たって見に行くと、寝ぐずりと同様、涙で鼻水で顔をぐちゃぐちゃにして泣き叫んでおります。
胸が苦しい…辛いです。
必死で高速トントン、歌をうたったりしてあやしましたが、取り付く島がない大泣きです。
それでも2分たったら寝室から出ます。つ、つらい…。

部屋を出ても、Panaの悲痛な泣き声が聞こえてきます。
「お母さーん!眠たいよう。つらいよう。抱っこしてよう。何で暗い部屋に置いていくの。怖いよう。悲しい
よう。えーん」と言っているように聞こえます。
拷問です…。母も号泣です。
泣き声を聞いているのが辛過ぎて、耳を塞いで耐えてました。
そんな地獄の時間が40分ほど過ぎ、泣き疲れたPanaもようやく眠りました。

二日目は、少し時間短縮されて20分ぐらいで寝ました。
少しずつ改善されるといいんですが…。

胸が痛いです。ここまでしないといけないの?と迷う気持ちもあります。
何が正解かは分かりませんが、悩みながら試行錯誤していくしかないですよね。

ちなみに号泣するPanaの横で、Altaはぐぅぐぅ寝ていました。
それだけが救いです…。