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起きた事象から自分と向き合う

 

 



先日

息子と二人

眼科にかかった時のことのお話しです。




息子の視力は少し特殊で

右目が近視で

左目が遠視。


おまけに乱視も入ってるという。




この春高校生となりますが




子どものうちは


『自然に矯正される可能性があるから』



とか



『見えていれば問題ないですよ』



とのことで



本人も特別不自由を感じていないし



メガネを作る必要性は

そんなにないのかなと思っていました。





視力に左右差があると



近くを見るときには

右目を使って…


遠くを見るときには
左目を使って… と


本人なりに
上手い具合に
使い分けをしていたんですね。


それはもう

ずっと自然に

やってきていることなので



たいして不自由にも感じていない


というわけなのですが…





高校入学を機に

そろそろ視力矯正も

必要になる頃合いなのでは





眼科に

相談しに行くことにしました。











メガネを検討していることを伝え



視力検査からの
矯正メガネの装着。


慣れないメガネと

レンズによる矯正で



『脳がバグってる!』と息子。



気持ち悪さも感じるようで。




確かに

慣れるまでは大変なんだよね〜。




だけど

ずっとこのままでいいものかしら?






本人は慣れてるから

『今のままでも問題ない』



とはいうものの…




とにかく
現段階でメガネを検討すべきかどうか
ご相談をしたかったのです。



診察室に呼ばれて

入ったときに



足を組んで片肘をついている

お医者さんに違和感を覚えました。




すると高圧的に捲し立てるように


『メガネを作るかどうかだけど

 僕の意見としては作るべきだと思うよ。


 これまでもそうだけど

 ただ問題の先送りをしてるだけだから!



 早い段階で眼鏡に慣れないと

 どんどん大変になるからね。


 問題点は身体の疲れにもつながるし
 年齢が進むほど大変になるよ!

 だけどまあ

 本人が着ける気がないっていうなら


 眼鏡を作ったところで

 何の意味もないけどね!


 どうせ着けないから。(息子を一瞥)


 そうなるとね

 ただのお金の無駄!だからねっ! フン!



 それでも作るっていうならね

 データは揃ってるから


 まあ処方出来ますけどね

 どうしますか!?』





こんな風に言われたのです。




え⁈
なんて高圧的で嫌な感じ!!



そこの眼科の院長先生は


とっても穏やかで
優しい方なのですが


この日は残念なことに
副院長の日でした。



何て嫌味な人なのかしら!

 ٩(๑`^´๑)۶



あまりの勢いに
思わず私


『院長先生はいらっしゃらないのですか?』

と言いました。


あなたじゃ嫌です
院長に代わってほしい
って想いを込めて…💦



目の前にいるお医者さんは


はなから
私たちの話しを
聞こうともしてくれない…




そんな風に吐き捨てるのではなくて


息子が眼鏡をしようと思えるように
導いてくださるのが


お医者さんのお役目なのでは??










なんだかまるで脅されているようで


そして


どうせ着けないだろうと
決めつけられているようで


本当に驚きました。




『6年前に僕一度診てますけどね

 そのときにも言ってるはずです』


とまで言われました。




6年前のその後も

眼科検診に

何度が来ていますが

(副院長の診察ではなかったけど)


『見えていれば問題ない』とのことで


この数年間過ごしてきたのですが…。




『僕はね、ずっと一貫してこの意見ですから!』

と。



ああ…
これではお話にならない…と思い


『先生の見解では
 先送りしない方が
 良いということなのですね。
 よく分かりました。』



とだけ言い
息子と診察室を出ました。




あー、腹が立つ!
何あの言い方!
相談どころじゃなかったね!



と息子と2人
ぷんぷんしながら
眼科を後にしました。


『俺あいつ嫌いだわ!』と
息子の一言。


『ママも!』と
私も言ってました。



⭐︎



ものすご~く不愉快で
嫌な思いをした!


というこの体験談。


これまでの私なら
腹を立てて怒りに任せて
あの医者め!!


となっていたところですが…



ひととおりの怒りと腹立たさを

しっかりと感じきってから


腹が立ったこの事象に対して
私の心の中を内観しました。



まず話を聞いてもらいたかったのに


はなから聞く姿勢を
持っていない先生に対して



『どうして私たちの話しを
 聞いてくれないの?』



という

悲しい気持ちがそこにはあるのです。



眼鏡を作ることで
慣れるまでに不安があることや

息子が何に困る可能性があるのか

このままだとどんなリスクになるのか



具体的にお聞きしたくて
ご相談したかったし


そして
そのうえで

眼鏡はそのリスクを回避するために
必要なものである


ということへの説明を
していただきたかったのにな。



さらには


どうせ眼鏡を作って
買ったところで着けないだろうという
先生からの決めつけ



のように感じた部分も


『どうして勝手に
 そんな風に決めつけるような言い方をするの?』


という悲しい気持ち。



まるで息子を否定するような
言い回しに対しての


悲しみや切なさ。



腹立たしさの奥にある感情を

細かくひろっていくと



そんな先生に対して
その場で想いを伝えられなかった
自分自身へのもどかしさも出てきた。




色々、自分自身の中で感じるものが
たくさんたくさん出てきます。



『本当はこうして欲しかった』



という想いが出てくるんですよね。



もっと話を聞いて欲しかったし
メガネをする前提で

相談をしたかったんだよね。


そして
そんな気持ちや
私の中にある想いを内観してから



『じゃあどうだったら良かったのか?』

『これからどうしようか?』



とまた立ち戻るわけです。




そしてやがて




こんな風に

自分自身を内観していくうちに



自分自身に向き合うきっかけ

となったこの事象に対して

たくさんの気付きを

与えてもらえて


むしろ感謝だなー!


とまで思えるようになりました。



息子と話をしてみると


院長先生の
素晴らしさを知っているので



院長先生から
『今のうちから着けた方がいいよ』
と言われたら
着けようと思えたかな?



と聞てみたら



院長先生から
もっと違う言い方で言われたら
着けようと思えるかも。



と言うので
もう一回院長先生のいる日に


相談しに行ってみよう
ということになりました。










たとえ
腹が立つことがあったとしても

『なぜ、そんな気持ちになったの?』


と自分に立ち戻り


『じゃあこれからどうしていこうか?』


と切り替えることが
とっても大切なことだなと。




『あの人のせいで嫌な気持ちになった!』

『ムカつく~!』



こんな風に



もともとは

他責思考でいた私ですが



それだと


相手に対して攻撃心が

生まれてしまうし



何も変わらない日々と

学びにもならないことに気がつけた。










気づきに変えて

感謝へと導く

チカラを備えたら



自分自身や周りの人を

大切にする心が


育っていくんだなと

心底感じました。




より良い未来をめざして♡⃛




今回のことは
私にとって


大きな大きな

学びのある体験となりました!





最後までお読み下さり

ありがとうございました♡⃛