【第2章】
カウンセリングで心がほどけ、爪も育つ
深爪のネイルケアは、
単に見た目を綺麗にするだけ
ではありません。
心理学的には、ケアを通して
「自分を大切にする」という行動が、
セルフイメージの改善につながるとも
言われています。
私のサロンでは、
以下の3つの流れで
心理的なサポートも取り入れています。
◆1:安心できる“場”をつくる
私は施術前のカウンセリングも
施術中の会話でも、
NLPの“ペーシング”と
いうスキルを必ず使います。
それは簡単に言うと
相手の話すスピードや言葉の選び方、
表情や顔色、呼吸などに合わせながら
コミュニケーションを取ることです。
このペーシングをすることで、
「この人は安心できる」
「ここなら大丈夫」
と、お客様とラポール(信頼関係)を
つなぐ効果が期待できます。
初回は緊張していたかおりさんも、
時間が経つにつれて、
少しずつ話すペースが柔らかくなり、
手の汗がひいていき、
顔に赤みがさし、
心の扉が開いていくのがわかりました。
◆2:“意味づけ”を変える問いかけ
かおりさんがある日、
こんなことを話してくれました。
「仕事のストレスがあって…
つい、また噛んでしまって。
私、やっぱりダメですよね…」
そんなとき私は、
あえて「ダメ」という枠を外す質問を
投げかけます。
「教えて頂きありがとうございます。
それだけお仕事を前向きに懸命にされている
ということですよね?
それだけでもすごいことだと思いませんか?」
とか
「そうなのですね^_^
では、噛んだことよりも、
“この1週間やれたこと”を見てみるとしたら
どうですか?
どんなことができましたか?」
などです。
こうした問いは、NLPで言うと
“リフレーミング”という技法です。
「失敗した自分」から
「よくやっている自分」へと、
認知を変える力があります。
◆3:小さな成功体験で“自己効力感”を育てる
「全部の指を完璧に伸ばさなきゃ」
ではなく、
「今週は1本でも、
爪を噛まなかったら大成功!」
そう設定することで、
「自分にもできる」という体験が重なり、
心理学でいう
“自己効力感(セルフエフィカシー)”
が高まっていきます。
ある日かおりさんから
こんなLINEが届きました。
「りえこさん!今週、1本も噛んでません!
ちょっとのことなんですけど、
嬉しくって報告です✨」
このメッセージから、
私もとても胸が温かくなりました。
それは、
誰かに褒められることを
ずっと待っていた彼女が、
初めて“自分で自分を認める”ことが
できた瞬間だったのかもしれません。
次が感動のラスト!
【第3章】へ続く🔻

