命のろうそくが… | トゥインクル カンナ あなたと出会えて・・・

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京都の北で、ホワイトシェバードの神七と保護犬サブと暮らしています。犬の健康と食に拘った事柄を綴って行こうと思います。

7月の下旬頃
我が家の、老犬サブが体調を壊しました。
保護して、13年…
若かりし頃のサブです。




眼差しの優しい穏やかな子でした。
でも、人には極端に怯えました。





この画像は、保護してから一年くらい立ってからかな…
ふっくらしているのでo(^o^)o

あれは…
13年前、息子の中学受験の前日実家の仕事場から、忘れ物を取りに帰った昼休みの事でした。

車で走っていると…
1頭の、7ヶ月位の茶色のラブが
道端に捨ててあった、プラスチックの弁当箱に鼻を突っ込んでなんやら舐めていました。
その身体は、痩せて肋骨も浮き出ていました。
当然、ほっとけない私はびっくり
迷子犬かと思って、車から降りて近づいたのですが、ビックリされて逃げられました。


それが、サブとの初めての出会い…

1月28日、真冬の粉雪が舞う寒い日でした。
何かしら、後ろ髪を引かれるような感覚を覚えました。

そして、ずっと気ががりではいたものの
何週間も会う事もなく…
この寒空、どうしてるかなぁとショボーン

そんなある日、当時飼っていたビーグルのロンと散歩をしていたら、その犬を見かけました。

どうやら、この地区の外飼いの犬の食べ残しを隠れて食べていたようです。

あっおねがい
生きててくれたんだと嬉しく思いました。

そんな日々から、我が家の近くの神社に
その犬は住み着くようになりました。

もう、梅が咲き終わり桜のつぼみが膨らむ
季節になっていました。
毎日、夕方になると神社から出てきて
ロンと散歩する私をじっと眺めていました。

おいでおいでニコニコ
って、言って食べ物をほってやると
くわえて、神社に消える…
そんな毎日でした。

可哀想に、人間を極端に恐がり近づけないようでした。

私は、無理強いはしない方がいいと思い
この人は危険じゃないと思うように、
根気よく食べ物を持っていきました。

目的は、首に付けられている鎖が
成長に伴って首に食い込むのが心配で
外してやりたい一心でした。

その犬は、人間をそんな風に思わせる
可愛いげのある子だったからです。
できれば、保護して飼い主を探してあげたかったからです。
神社に住み着いて、保健所に電話されるの
を心配しました。

それから時は立ち、毎日家の玄関まで
ご飯を食べに来るようになりました。
もう、5月になっていました。

私の前でも、油断してご飯が食べられるようになっていたので、鎖の首輪にリードをかけ無事に保護しました。
それはそれは、大変な暴れ馬になりましたがえーんアセアセ
私も、若かったので力付くで離すもんか~
みたいな…てへぺろ

懐かしい思い出です。




保護して、予防注射にフロントライン
ノミやダニが、胡麻やけしの実みたいに
山盛り落ちました。
シャンプー何回もしないと、臭くて家にも入れられないので…
3回くらいしたら、少しましになりました滝汗

結局、私にしか心を開かず
家で引き取ることにし、びびりんちょでよわっちいので、強い名前にしようと思い
サブと名付けました。


数年後、ロンが事故で亡くなり
ホワイトシェパードの神七を迎えおねがい
サブ、7才位になってました。



サブは、我が家で一番長寿でした。
大きな病気もせず、医者いらずな
健康な子でした。