NHK『あさイチ』
ご覧いただいた方々、ありがとうございました！
クイック井上。ですw(いや、クック井上。です！)
番組では…
〝重ね蒸し〟＆〝料理酒オイル〟で…
野菜シャキシャキ焼うどん(ちゃんぽん風)
ご紹介しました。
家庭用の火力or鍋があおれないと「炒め物」が“べちゃっ”となっちゃったりしませんか？
今日は、ちょっとしたコツと僕オリジナルの魔法の調味料を使ってマルっと解決！
・誰もが炒め物名人になれる方法
・料理人生が変わるコツ
をご紹介しました。
魔法の調味料とは…
料理酒オイル
ドレッシングボトルなどに…
料理酒：油＝4：1
の割合で混ぜたものです。
・油は、サラダ油やキャノーラ油、米油ならオールマイティー。ごま油なら中華料理。オリーブオイルならイタリアン。
・お料理によっては、料理酒は清酒や白ワインに変更可。(古くなった清酒や白ワインはあまり美味しくないため、無理に使わない。)
※料理酒は塩が加えられており、酒税ががっつりかかっていないので普段使いには安価。塩が加えられているため、きちんと下味になり、最終的には減塩になる。清酒や白ワインを使う場合は、料理酒にくらべて保存性が低いため、開封後新しいものを保存に気をつけて使う。
《料理酒オイルを使って、下記工程で調理》
①事前にザルに、柔らかい野菜から重ねる(熱を通したくない野菜から重ねる)
②強めの火力で肉を炒めたフライパンに、ザルをひっくり返し、硬い野菜からを重ねる(熱を通したい野菜から重ねる)
③料理酒オイルを、よく振ってからかけて、ジッと蒸す ※油と料理酒（水ではない！）
④天地を返し炒めて味付けをする
重ね蒸し炒めと料理酒オイルオススメです。
番組HPのレシピはコチラ
三倉佳奈さんも華大さんも、番組終了後も美味しく食べていただいてて大感謝^ ^
そして、駒村多恵さん有難うございました。
サポート、心強いっす^ ^
中華料理屋さんみたいに火力が強く、且つ、鍋があおれるならこんなことする必要がないのですが、家庭は火力が弱いし、上手く鍋をあおれない人もいる(そもそもIHだと鍋があおれない)
しかし、料理酒オイルと重ね蒸し炒めを使えば、炒め物の野菜シャキシャキ、麺もパリッとしっとり！
家庭用の弱いコンロの火なのに、材料を投入してすぐに混ぜるのが炒め物を失敗するもと。
しかし、混ぜずにそのままにしておくと鍋との接地面ばかりが焦げていきます。
そこで上から回しかけるのが、油と料理酒（絶対に水ではない！）
水の沸点は100℃、料理酒はアルコールを含むのでそれよりやや低くなります。
沸点が低い料理酒の方が油との反応が激しく（細かい水蒸気爆発のような状態）、早く蒸気となります。(単なる水分を入れると『煮物』になってしまう…)
すると、野菜の中は高温スチーム状態になり、硬い野菜には火が通ります。
上に重ねた柔らかい野菜（葉物野菜など）が蓋の役割をし高温 且つ 良質 な『蒸し焼き』になります。
そして、それを混ぜる事により『蒸し炒め』になるのです。
※強火で熱しているので、接地面はきちんとメイラード反応で香ばしくなる上に、料理酒の糖質が少し焦げてコクになり、ちゃんと〝炒め物〟になります！
嗚呼、料理とは科学（╹◡╹）
日本全国炒め物得意計画、したーい！
あらゆる炒め物に使えるので、皆さん是非…『料理酒オイル』を常備して『重ね蒸し』てみてください！！
という事で、みなさんお試しください^ ^
明日は、グー先生こと、林 幸子先生です^ ^
記念にカシャリ📸
クック井上。監修
レモニオンソース
