NHK『あさイチ』
ご覧いただいた方々、ありがとうございました!
スタッフさん曰く、料理コーナーには芸人初登場!
コーナー後、「こんなにFAX来るの珍しい」ってくらい来たらしく、急遽、番組終了間際に再度出演の巻。
色々、かなり&相当&めちゃ&スーパーありがたし、大感謝🙇♂️
番組では…
〝重ね蒸し〟で…
【シャキシャキ!肉野菜炒め】
【アスパラ&ミニトマト炒め】
ご紹介しました。
家庭用の火力or鍋があおれないと「野菜炒め」が“べちゃっ”となっちゃったりしませんか?
今日は、ちょっとしたコツと僕オリジナルの魔法の調味料を使ってマルっと解決!
・誰もが炒め物名人になれる方法
・料理人生が変わるコツ
をご紹介しました。
魔法の調味料とは…
料理酒オイル
ドレッシングボトルなどに…
料理酒:油=4:1
の割合で混ぜたものです。
※油は、サラダ油ならオールマイティー。ごま油なら中華料理。オリーブオイルならイタリアン。
※料理酒は、清酒や白ワインに変更可。
《料理酒オイルを使って、下記工程で調理》
①事前にザルに、柔らかい野菜から重ねる(熱を通したくない野菜から重ねる)
②強めの火力で肉を炒めたフライパンに、ザルをひっくり返し、硬い野菜からを重ねる(熱を通したい野菜から重ねる)
③料理酒オイルを、よく振ってからかけて、ジッと蒸す ※油と料理酒(水ではない!)
④天地を返し炒めて味付けをする
これを重ね蒸し(炒め)と名付けます。
中華料理屋さんみたいに火力が強く、且つ、鍋があおれるならこんなことする必要がないのですが、家庭は火力が弱いし、上手く鍋をあおれない人もいる(そもそもIHだと鍋があおれない)
しかし、料理酒オイルと重ね蒸し炒めを使えば、シャキシャキ野菜炒め!
それでは、NHK『あさイチ』URLにもレシピ載るかと思いますが…
https://www1.nhk.or.jp/asaichi/recipe/index.html
僕も載せておきます(╹◡╹)
【シャキシャキ!肉野菜炒め】
・豚ばら肉(スライス)・・・100グラム
・もやし・・・1袋
・キャベツ・・・葉1枚(50g)
・ニラ・・・1/2束(50g)
・玉ねぎ・・20g
・ニンジン・・・10g
・ニンニク・・・1かけ
・料理酒オイル(料理酒:胡麻油=4:1)・・・大さじ2~3
・サラダ油・・・大さじ1
・塩・・・ひとつまみ
・コショウ・・・少々
(合わせ調味料)1.5ずつ
・醤油・・・小さじ1.5
・オイスターソース・・・小さじ1.5
・鶏がらスープのもと・・・小さじ1.5
・ごま油・・・小さじ1.5
①キャベツを1.5cm幅、長さはもやしと同じくらいに切る。玉ねぎを5mm幅に切る。薄切りしたニンジンを5mm幅に切る。ニラをもやしの長さに切る。豚ばら肉を1.5cm幅に切る。柔らかい野菜からザルに重ねていく。(ニラの柔らかい部分→もやし→キャベツの葉の部分→玉ねぎ・ニラの軸の部分→キャベツの芯の部分・ニンジン)
②熱したフライパンにサラダ油ひき、豚ばら肉とニンニクを炒める。8割ほど火が通ったら、野菜の入ったザルをひっくりかえすようにして、フライパンに入れる。(硬い野菜が下にきて、柔らかい野菜が下にくる。)上から【料理酒オイル】をかけ、1分ほどじっと【重ね蒸し炒め】にする。
③トングで野菜の上下をひっくり返す。塩コショウ・合わせ調味料をかけ、トングで全体を素早く混ぜ合わせたら(素早く鍋をあおる)完成。
家庭用の弱いコンロの火なのに、材料を投入してすぐに混ぜるのが炒め物を失敗するもと。
しかし、混ぜずにそのままにしておくと鍋との接地面ばかりが焦げていきます。
そこで上から回しかけるのが、油と料理酒(絶対に水ではない!)
水の沸点は100℃、料理酒はアルコールを含むのでそれより低くなります。(純粋なアルコールは78℃)
沸点が低い料理酒の方が油との反応が激しく(水蒸気爆発)、早く蒸気となります。(単なる水分を入れると『煮物』になってしまう…)
すると、野菜の中は高温スチーム状態になり、硬い野菜には火が通ります。
上に重ねた柔らかい野菜(葉物野菜など)が蓋の役割をし高温 且つ 良質 な『蒸し焼き』になります。
そして、それを混ぜる事により『蒸し炒め』になるのです。
嗚呼、料理とは科学(╹◡╹)
日本全国炒め物得意計画、したーい!
あらゆる炒め物に使えるので、皆さん是非…『料理酒オイル』を常備して『重ね蒸し』てみてください!!
という事で…
北斗晶さん、ソーシャルディスタンスでお誕生日おめでとうございます。次は、試食ありで、また出られますように。
クック井上。監修
レモニオンソース