先日、徳島で自給自足生活している、30年来の友人宅を訪れた。



醤油や味噌、何から何まで自家製。
鹿を捕まえ、猪を仕留め、山羊を飼い、鶏を捌く。

この日、自給自足をしている友人が僕らに振る舞ってくれたのは、鹿肉のオイルフォンデュ。


鹿肉はシンプルに素揚げ。
自家製醤油or自家製ポン酢をちょちょっとつけて。
参った…、山の恵みが美味すぎるじゃねーか!!


同時にフォンデュしたお餅も、今まで生きてきた中で一番と言っても良いくらいの美味さ。

そして、更に驚きだったのが、薪を割り、焼べ、ぐつぐつとスープをとる…
豚骨ではなく猪骨ラーメン!


身体に馴染むというか、細胞一つ一つが喜ぶ旨味。
速攻で自家製麺を啜り、スープも一滴残らず飲み干した。
いや、命を啜り、飲み干した。

令和元年に、昭和の戦前?いやさ大正時代のような暮らし。





ただただ、自然の中に佇み、馴染み、共生している彼ら。

実は、この日は食品ロス・フードロス解消を啓蒙するイベントの為に徳島を訪れていたが…

『〝フードロス〟って言われても、ピンと来んわ。うちでは、猪の鼻ぐらいしか、残さんけんなー!』


という返答が返ってきた(╹◡╹)汗

これ、ボケじゃないですからね。


ぐぅの音もでなかったよね。。。



買う、じゃなくて、作る。

買う、じゃなくて、いただく。


だから、使い尽くすし、食べ尽くす。



この、昔ながらの丁寧な暮らしを体感する方法がある。
農家民宿として、年間でわずかだが、体験したい人を受け入れている。

【ひとてまや】
130歳のお家で、昔暮らし体験してみませんか?
〝「あぁ生きてるって素晴らしいなあ」って心から思えるんです。〟