昨日はたくさん感動した日だった。

【感動 その①】アンゴラ編




昼にお台場フジテレビでネタ見せ。
その後に食事をする約束があり渋谷へ移動。


食事をするお店へ向かっていると、『Excuse Me!』と声をかけられた。

振り返ると外人女性、小学校低学年ぐらいの娘さん、乳母車を押す旦那さんがいて、旅行で来られた方なのかなとお見受けした。



僕は海外旅行をした時に、現地の方々に親切にしてもらった経験から、外国人旅行者の方には微力ながら力になりたいなと思っている。



そんなわけで話を聞くと、英語ではなくポルトガル語かスペイン語っぽい言葉で僕に話しだした。

僕は英語も堪能ではないし、もちろんその他の言語なんてちんぷんかんぷん。

ただ、どこかへ向かいたいというのは分った。



更に話を聞いていたら『オートバックス』的な言葉が聞こえたが、それも定かではない。
僕は、『Please write!』と、小学生レベルの英語とともに、紙とペンを差し出した。



するとお母さんが『Autback』と書き出し、これもしかして『Outback』の事かなと思い、フォークとナイフで肉を切るゼスチャー入りで『アウトバック?ステーキハウス?』と聞くと、お母さんと娘さんが『YesYes!』と嬉しそうな笑顔。


英語が話せなくても、こうやってコミュニケーションとれるもんだね♪なんて達成感でしたが、残念ながらOutbackまでの道順を説明する英語力もゼスチャー力も無い。

僕は『ComeonPlease!』という再びの低レベル英語で、Outbackまで連れていく事に。


歩きながら、『Are you come from?』と聞くと、なんと『Angola!』と返ってきて、あまりにビックリした僕は完全に日本語の発音で『ア、ア、アンゴラ?』と聞き返してしまった。



すると小学校低学年であろう娘さんが『Dou you know Angola?』と話しかけてきたので、『AngolaOff Course. I knowAfrika!!』と答えた。



でもよく考えたらめちゃくちゃ大雑把な事に気付いて赤面。

僕らが外国に行った時に『JapanOff Course. I knowAsia!!』って言われるのと同じでしょ?

もう自分の英語力にドロップキック!



その後も僕の脆弱な英語力のせいで、娘さんに対して『How old are you?』聞き『Nine.』ぐらいしか会話を交わす事が出来ず、Outbackに辿り着いてしまった

でも、僕が最後の勇気を振り絞ってOutbackの階段の下でボーイさんの感じで『WalcomeOutback!』ってやった時のご家族の100万ドル笑顔忘れません。

そして旦那さんが『Nice Guy.』と握手してくれたの、嬉しかったなー。

See you.』と握手した後、はにかんでお母さんの後ろに隠れた9歳の娘さん、可愛かったなー。


そして今、『AngolaOff Course. I knowAfrika!!』と答えたものの、実は何も知らないアンゴラについて調べてみた。
ツインクル・クック井上。オフィシャルブログ『ようこそブログへ、クック クック』

暗い植民地時代や奴隷として外国へ連れて行かれた方たちがいた歴史、1961年から1975年まで続いたアンゴラ独立戦争、1974年から2002年まで続いた米ソ代理戦争の内戦、戦争後は石油やダイヤモンドなどの豊富な資源により急激な経済発展を続けていること、首都ルアンダの物価が世界一高いこと、今でも1000万を越える敷設地雷があることなど、今まで知らない事だらけでした。


いやー、僕が低英語力糞野郎なので、案内しているときは僕だけじゃなくあちらも大変ご不安だったでしょうが、こういった何の気なしのご縁であの数分間、見知らぬ国の見知らぬ方と仲良くなれてそして少しでも見知らぬ国の事を知れて、感動です。


再会はもしかしたら現世では難しいかもしれませんが、袖振り合うも多生の縁ですから、また後世で会いましょう。