僕は中学校・高校と親父の転勤の関係で新潟に住んでいたのですが、野球にしろサッカーにしろ新潟代表のチームが全国大会の決勝に進出するなど夢のまた夢で、当時は一回戦突破するだけで大騒ぎ、二回戦三回戦へ進もうもんなら、翌日の地元紙は大フィーバー、そんな雰囲気でした。



昨日の全高校野球決勝戦【中京大中京(愛知)vs日本文理(新潟)】でのドラマ。


9回表、日本文理の攻撃は2アウト、ランナー無し。

中京大中京との点差は6点・・・、もう望みは無いように思われた。


きれいごとでは『最後まであきらめなければ勝てる!』と言えるかも知れない。

でも、9回2アウト、ランナー無しの状況で、そんなきれいごとは絵空事もいい所。


きっと新潟の誰もが『よく頑張った。決勝までよく来たよ』

そう観戦を終え、TVの前から離れようとしていたに違いない。


でも、クライマックスはここからだった。


なんと9回2アウトから1点、又1点と点を重ね、気づいたらあれよあれよと5点を奪い、あと1点で同点って所まで中京大中京を追い詰めたのだ。


同点とまではいかなかったけどまさに信じられない光景。
野球漫画を読んでいるようだった。


“野球は9回2アウトから”

誰かが言った言葉だけど、本当にあるんだ。


凄かった、日本文理高校。

願わくば、母校の新潟明訓高校であって欲しかったが・・・



いつの日か我が母校から、水島新司先生が我が母校をモデルにして書いた漫画『ドカベン』の山田太郎・岩鬼正美・殿馬一人・里中智のような選手が生まれます様に願いまして・・・、もう一度!


本当に凄かった、日本文理高校。


P.S 野球離れが叫ばれる昨今ですが、本気のぶつかり合いの野球はやっぱり凄い!WBCと言い、高校野球と言い、“本気”は日常茶飯事のように進むプロ野球ペナントレースでは見出せない魅力があるね!


本日は・・・

●2009/08/25(火)UPフロントライブ+PLUS@新宿劇場バイタス
【時間】18:30開場 19:00開演
【料金】1000円
【出演者】ツインクル、タイムマシーン3号、上々軍団、ニレンジャー、サミットクラブ、めんこい内村、チップ青木、椿他