次の日目が覚めると、問題は何も解決していなかったが、昨日眠る頃には
事故ったわけでもないし、ただ車がハマっただけだから、大丈夫でしょ。
と、少し前向きに考えられるようになっていた。
とりあえず、今日は26日なので、今日中にハワイアンサンクチュアリを出ないといけない。
友達の車だし、その車でリッチの所まで送ってもらうつもりなので、車も今日中に引き上げなけゃ‼
と思い、早朝に歩いてつーたんと車の所まで向かう。
とりあえず、昨日手伝ってくれた彼が
"近くに農家があって、そこはトラクターを持っているから、そこにお願いするといいよ"
と教えてくれていて、電話番号も控えさせてもらっていた。
私達は、アメリカで使える電話は持っていないけど、行けば何とかなるでしょう‼
ということで行ってみる。
途中で、けいこさんの友達のトーマスに出逢う。
初対面だったが、私達の事情を知って、いろいろ手伝ってくれた。
とりあえず押してみよう‼ということで、
昨日と同じで
私がアクセルを踏み、つーたんとトーマスが車を押す。
…
やっぱり全く動かない。
それどころか、溝がどんどん深くなってしまっている。
やっぱりトラクターで牽引するしかない‼ということで、
近くの農家にトラクターを借りに行く。
農家の人に事情を話すと、私達がスタックしたことを知っていた´д` ;
それなら話は早い‼
"お宅のトラクターを貸してもらえませんか?"
とお願いする。
"うちの旦那が、腕を怪我しているから無理だわ。"
…
えーっ⁉Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
ダメなの⁈
"じゃあ、トラクターだけでも…"
"今、忙しくて使ってるから難しいわ…"
わぁーΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
だめなのね。
トラクター借りて午前中には片付くと思ったけど、借りれないならしょうがない。
どうしたらいいか分からないので、とりあえず自転車を借りて帰る。
ハワイアンサンクチュアリは、丁度リトリートが始まるため、皆めちゃくちゃ忙しい。忙しくて余裕がないくらい。
だけど、ハワイアンサンクチュアリのオーナーのスティーブがトラクターを持っているため、助けてもらえないかお願いしてみる。
彼は忙しく時間がないため、結局車の所に向かったのは、日が沈みかけて暗くなって来た頃。
最初に彼が、バックと前進を繰り返し、タイヤを前後に動かして出ようとするが、溝が深いのと、オートマ車のためやっぱりうまくいかない。
次に、彼のデカいトラックで、牽引しようと、近くまで車を寄せようとする。
すると、今度は彼の車がハマりかけてしまい、とても近付けない。
すっかり暗くなってしまったため、帰ることに。
あぁ…
まさか今日もダメだったかぁ…
車がスタックして丸一日、車は全く動かず。
どうなるんだろう…
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