息子くんは現在、10歳。
息子くんが児童発達支援(集団療育)と繋がったのは、2歳7ヶ月頃。
これは早い。と、言えるのかな?
さて、
藁をも掴む思いで行かせた[療育]。
効果あったのか…?
とりあえず。
私以外の第三者と関わることで、息子くんは私が親だと(再?)認識したと思われる。
離れ際の絶叫は凄まじかった…。
その他、
・ 周りのお友達の存在に気づく。
・ お友達との関わり方を学ぶ。
・ 一日の流れを把握して行動する。
・ 椅子に座って話を聞く。
・ トイレでの排泄。
・ 手洗い。
・ 歯磨き。
・ スプーンやフォーク、箸を使っての食事。
家で教えることが難しいこと(教えられることも含めて)を、児童発達支援で沢山支援して貰った。
息子くんが幼稚園に通うまでの間、
身辺自立や集団生活の基礎、これらをこの児童発達支援で学ばせて貰ったと思います。
そういう意味では、
「行かせて良かった!」
て、思うし、
行かせた効果はあった!
と、言える。
あと、
数年に渡り、行かせた[言語療育]。
結果、
息子くんなりのペースで喋れるようにはなった。
が、
これは言語療育の効果…?
かは、
微妙なところである。
独特な喋り方は変わらないし、言語療育で言葉を獲得した訳でもないから。
息子くんを喋れるようにする。ではなく、息子くんの発達状況を親(私)に教え、やり取りのアドバイスをする。
そんな場所だった。
ま、
[作業療法]では、
ボタンの掛け方・外し方を手取り足取り教えて貰い、数回で出来るようになったけど。
総合すると
[療育]はまぁ、
効果はあった…。
と、
言えるのかな。多分。
ウチは児童発達支援での集団療育・個別療育で成長した…?
いや、
息子くんの特性や、社会性などを知ることが出来た。
息子くんが他児に興味を示し、模倣出来ることが分かったり、身辺自立も進んだことで、幼稚園に通う選択を考えることも出来た。
行くことに決めた幼稚園では、沢山の刺激をもらった。
児童発達支援での場では得られない経験をし、刺激を受けることが出来た。と、感じる。
結果、
今の地域小学校の支援級を選ぶことができた。
そういう意味では、
事業所がやっている[療育]だけが、[善]とは限らない。
息子くんの知的障害は[療育]では、軽くはならなかった。
特性も変わらず今もバリバリある。
根本的なところは変わらないのが事実。
特性や知的の重さは、[療育]で[普通(一般平均)]にすることは出来ない。
[療育]に通ったからといって、健常児(普通)にはならない。
障害はずっと治らないものだから。
息子くんは大人になっても、第三者の支援が必要不可欠な子だ。