免疫に関わる細胞たちの事にも触れておきたいと思います。
お得意の?ざっくり劇場スタートです
素晴らしいチームが私たちの体の中では働いてくれています。
免疫にかかわるのは白血球。
その中でもいくつか種類に分かれていて、大きく3種類に分類できます。
- 単球(マクロファージ)
- 顆粒球(好中球・好酸球・好塩基球)
- リンパ球(T細胞・B細胞・ナチュラルキラー細胞)
ここからさらに細分化されるものもあるんですが、今は割愛しますね。
これらが、
外敵をとりあえず食べて退治(貪食)したり、
外敵に対しての指名手配書の様なものを作成し、
各実働部隊に指令を出したり、
指名手配書にのっとって攻撃・逮捕したり、
手錠を掛けたり(抗体)するわけです。
まぁ、ひと際害がありそうな侵入者の場合は、
「命令なんか待ってられるか!誰の命令も受けねぇ、俺は行く!」的な、
NK(ナチュラルキラー)細胞みたいなのもいるんだけど。笑
とにかく其々の役割を果たして、素晴らしい連係プレーで身体を守ってくれてます
彼らの活動には、時間帯がとても関係していてね、
日中の活動時間には主に顆粒球たちの時間。
大昔は、狩りをしたり獲物を獲る時間帯だったので、
いつ怪我をするか分からないでしょ?(緊張状態の交感神経優位)
だから、怪我からのばい菌なんかに即座に対応できる戦う系のチームがスタンバイ。
逆に日が落ちて夜は主にリンパ球たちの時間。(リラックスの副交感神経優位)
ウィルスなんかをやっつけて、抗体を作る時間。
38.5℃以上のお熱でウィルスは動きが鈍るんだけど、
夕方になると熱が上がる経験ありませんか?
それは、このメカニズムが関係しているの。
因みに40℃超えの発熱をすると、
ガン化した細胞が全部死滅しちゃうので、
年に1度や2度発熱できる身体が望ましいです。
(でも、そのエネルギーがない方が残念ながら多い)
因みに、発熱の仕方でウィルス性なのかそうじゃないのか分かるんですよ
ウィルスと細菌の違いを絡めて別記事書こうかなっ。
長くなりそうなので、②はここまでっ
あ、最後に書籍のお知らせ。(と言っても漫画笑)
ご存知の方も多いかもしれませんが、
「はたらく細胞」、早く4巻でないかなっ!笑