意図的な拒絶?

 

 

本人が自覚して「拒絶」し

相手も自覚して「拒絶された」場合は

別として…

拒絶したつもりもないのに

拒絶されたと相手に感じさせることは

誰にでも起こり得ます

 

今日の記事は「された」ほうじゃなくて

「する」ほうからの視点で読んでください

 

人には他人との関わりの中で

4パターンの自分がいると

ある心理学者が提唱しました

「ジョハリの窓」で知られています

 

1、自分に見えていて(認識していて)

  他人にも見えている自分 OPEN

 

2、自分には見えず(認識しておらず)

  他人には見えている自分 BLIND

 

3、自分では見えていて(認識していて)

  他人には見えない自分 HIDDEN

 

4、自分にも他人にも見えない

 (認識していない)自分  UNKNOWN

 

 

同じ分量ずつではないにしても

半分の自分は見えていないことになりますね

 

つまり自分では気付かずに「ある行動」

をすることは誰にも起こり得るのですが

(上の図ではBLIND)

 

なにぶん自分で気づいていないので

人間関係に大きな歪みを起こさせます

 

タイトルの「拒絶」ですが

相手は拒絶されたと感じ

自分は拒絶したつもりはない

ということもありえるわけですね

 

例えば大好きな相手に対して

暴言を吐いたり

腹を立てたり

無視したり

嫉妬したり

という行動の裏側には

 

自分をわかってほしい

かまってほしい

という意識があったりもするのですが

それにまったく気付かずに

こうした行動を繰り返すと

相手は当然嫌な思いをすることになるし

不必要に傷ついたり

自分を嫌ったりもすることに

なりかねません

 

(このケースでは相手は自分を

「暴力的」「威圧的」などと認識し

自分ではそうした自覚はない)

 

そしてそうした行動を

無意識に行っていて癖になっていると

相手がどれほど嫌な思いをしているか

ということさえ想像できなくなります

 

相手が反発したり去ったりして初めて

原因が自分にあるにも関わらず

ショックを受けたり傷ついたり

余計に相手に重圧をかける行動に出る

という悪循環が起こることもあります

 

「拒絶」と一言で言っても

態度としてはいろんな種類があって

自覚していない場合は

その態度が「拒絶」と受け取られることすら

想像がつかないものですが…

 

 

 

 

 盲点に気づく

 

その「盲点」に気づかせるヒントは

過去に繰り返し起こっている出来事に

散りばめられているはずです

人間関係で同じ失敗を繰り返しているならば

いったん立ち止まって自分のあり方を

見つめ直すと必ず何かが見つかるはずです

 

拒絶の逆パターンももちろんありますね

 

本当は「嫌」なはずなのに無意識に

「好意的な態度」を取るということです

相手に尽くす

話を合わせる

場合によっては貢ぐ

ご機嫌をとる

こうした行為は潜在的に

相手に嫌われたくない

相手を失いたくないという

依存があり

自立を妨げるものですね

 

相手に「好意」を与えたにも関わらず

相手に大事にされなかったりすると

あるときに感情が爆発し

相手を逆恨みしたり

コントロールしたりすることもあります

 

どちらにせよ問題は相手ではなく

自分の本音と行動の関係性にありますね

 

本音に気づくのは第一歩ですが

これがなかなか探りにくいものでもあります

 

もし人間関係でつまづくことがあったならば

「相手」ではなくて

「自分」にフォーカスしてみる必要があります

 

大切なのは

「相手のせい」と人を責めるではなく

「自分のせい」と自分を責めるでもなく

 

原因が自分にある

だけどその原因は十分に修復可能だと

認めることですね

 

 

 

今日も素敵な1日を!

 

 

 

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With Love xoxoxo

May