潜在意識に隠れた

あれやこれやを探っていくと

その原因の多くは

親との関係性にヒントがあります

 

今やインナーチャイルドという言葉も

みなさんよく使われてますよね

 

たとえばコンプックスが強いとか

なにをするにも罪悪感が伴うなどの原因を

過去まで遡って探っていくと

子供の頃に親との関係で

学んだ行動様式だとか

親から教えられた概念などがベースにあり

 

それがいまだに「尺」として自身の内面に

存在している

その「尺」内に収まろうとする

子供のままの自分…ということですね

 

親子関係がとってもよかった人にも

心因性の問題は起こり得ます

 

例えば親がとっても大好きだし

仲良しだったという人でも

例えば知らぬ間に親の気にいる態度を

取ることが癖になり

いつのまにかそれが自分の意志だと錯覚してたり

 

親の好みや考えを

そのまま自分の好みとして取り入れており

親のコピーのようにいつのまにかなっている

「同一化現象」が起こっていることに気づかず

大人になった時に

本来の私って? とアイデンティティクライシスに

陥るケースもあるわけですね

 

インナーチャイルドという言葉も知られ

今では自ら過去を振り返ることで

古い概念や古い行動様式の原因探しを

される人も多いかもしれませんが

 

大小合わせればそんなものは誰にでも

どんな親子関係にもあるもので

よほどの心因性の障害を持たない限りは

その「原因探し」をわざわざする必要はないと

私個人的には思っています

 

過去記事にも書いていますが

本来必要なのは「原因探し」ではなくて

「感情の癒し」なのです

 

○○と言われたから

XXされたから

という原因よりも

○○と言われてどう感じていたのか?

XXされてどう感じていたのか?

そちらがより重要なのです

 

そして実は親子のあり方もそうですが

「親のあり方」が原因になっているケースも

少なくないのです


例えば夫婦の関係が悪い親に育てられると

実際に夫婦喧嘩を子供が

目にしていなかったとしても

親の心理的状態をちゃんと受信しており

そこから「不安症」や「異性不信」などに

発展するケースもあるのです

 

つまり子供に対して具体的に

○○と言ったとか

XXしたというきっかけの出来事が

なにもなかったとしても

子供は心理的影響を受け

それが将来的に問題行動として起こる

可能性があるのです

 

怒りっぽい親

嘘ばかりつく親

人を信用しない親

お金にしがみつく親

人を頼りにしてばかりいる親

愚痴ばかり言っている親

笑顔がない親

 

親のそうした「在り方」が

子供に与える心理的影響は非常に大きいのですが

子供にとってはそれが普通

それが当然として育つわけですね

 

頭では親を否定したりジャッジすることは

可能ですから

自分は同じようにならないようにしよう

と決意する子供もいるかもしれません

 

ですが実際に潜在意識に残っている

行動様式や感情が

「親から身を守る手段」であったり

「親に共鳴する感情」だったり

「親を批判する行動」だったりして

 

知らず知らずにそれが癖になっていくと

大人になった時に望ましくない感情

望ましくない態度として

現れることも多いのですね

 

長くなるので次の記事に続けます

 

その前に過去記事もどうぞ♪

 

インナーチャイルド? トラウマ?

 

 

With Love xoxoxo

May

 

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