それまでオリックスが優勝できるか落ち着かなかっただけに、昨日優勝が決まってとりあえずホッとしています。
今回、これほどまでに落ち着かなかった最大の理由は、優勝争いの相手がロッテだったことです。
33年前、1988年10月19日の悲劇は、10回表近鉄バファローズの攻撃が終わった時にロッテオリオンズの有藤通世監督が10分近い抗議をしたため、規定の時間を過ぎてしまい、11回表が行われなかったことにあります。
このため、近鉄バファローズのファンにしてみれば、優勝のチャンスを奪われたと感じたことでしょう。
私も、ここで優勝できれば史実の4度挑戦にプラス1回の挑戦があったわけで、ここで日本一の可能性があったのではという気持ちもあります。
結局近鉄球団は一度も日本一になることなく2004年のオフに幕を下ろすことになります。
2005年にオリックス・バファローズが存在してからは、バファローズを日本一にし、勇者・青波にとりついたものを成仏させねばという気持ちをずっと持ち続けていました。
しかし、去年までの16年間でAクラスになったのは2008年と2014年のわずか2度。
どちらも2位で、クライマックスシリーズのファーストステージで敗れてしまい、日本シリーズ出場はなりませんでした。
しかし、今年はレギュラーシーズン優勝のため、クライマックスシリーズはファイナルだけ出ればよいことになります。
しかも、全試合ホームの京セラドーム大阪で行えますし、1勝のアドバンテージもあります。
クライマックスシリーズは3勝すれば日本シリーズに進出できます。
今年は丑年、まさにバファローズの年です。
今年こそ日本シリーズで勝って、バファローズが日本一になってほしい。
そうでないと、一度も日本一になれなかった近鉄バファローズが浮かばれないと思っています。
ここまでは「バファローズ」に対する個人的な思いを書きましたが、ここからは昨日の試合について書きましょう。
昨日の試合は、33年前の10月19日と対比しても、かなり因縁のある試合でした。
今から、因縁のある点について書きます。
- 千葉ロッテマリーンズは残り3試合で負けが許されなかった(33年前の近鉄も同じ、ただしその時の近鉄は全勝が条件だったのに対し、今年のロッテは引き分け1つは許されていた)
- がけっぷちに立たされた方は両方先攻めだった
- がけっぷちに立たされていた方が自力優勝の可能性があった(=マジックが点灯していた)
- ロッテに引導を渡した東北楽天ゴールデンイーグルスは、創設時最初の練習を近鉄バファローズのかつての本拠地、藤井寺球場で行った
- 仙台はかつてロッテが本拠地にしていた
試合展開は、1回表ロッテが1点を先制するも、5回裏に楽天が同点に。
そして8回裏に楽天が勝ち越しの1点をもぎ取り、これが決勝点に。
9回表はリリーフの宋家豪(ソン・チャンホー)が三者凡退に打ち取りゲームセット。
ある意味近鉄から生まれた球団が、33年前に近鉄の優勝を阻止したチームの優勝を阻止したということになります。
そして、楽天のヘッドコーチは、33年前の試合で近鉄の9番ショートだった真喜志康永氏です。
いろんな意味で、あの時の借りが返せたような気がします。
今までは、1988年10月19日、ロッテオリオンズ対近鉄バファローズの最終戦(ダブルヘッダーの2戦目)を見るたびにロッテに優勝を阻止されたという思いばかりが募り、その様子をテレビで見るたびに心が痛みました。
しかし、昨日の試合によって、そのロッテがマジックを消化できずに優勝を逃したことで、あの時の借りを返せたのかなという気がしています。
後はクライマックスシリーズで3勝、日本シリーズで4勝して「バファローズ」としての初優勝を目指すだけです。
(なお、オリックスとしての日本一は、阪急時代も含めて1975年~1977年の3年間、1996年と4度ありますので、今回、5度目の日本一を目指すことになります。)
とにかく、今年でケリを付けて「バファローズ」を成仏させたいです。
今日のアイキャッチ写真は、今日昼食べた野菜入り沖縄そばです。
餃子王がなくなって定食を食べようと思う店が近くになくなったので、最近は沖縄そばの頻度が高くなっています。