今日行われた将棋の王座戦第4局、挑戦者の藤井聡太七冠がタイトル保持者の永瀬拓矢王座に勝利し、3勝1敗で王座のタイトルを奪取。
これで、晴れて八大タイトル(竜王・名人・ 王位・ 叡王・王座・棋王・王将・棋聖)を全て制覇したことになります。
今までタイトルを全て取ったのは羽生善治九段の例がありますが、この時(1996年)は叡王戦がまだ創設されておらずそれ以外の七冠獲得でした。
その点では、藤井七冠は羽生九段を抜かしたと言えるでしょう。
こちらは、永瀬王座が投了した瞬間の写真です。
それにしても、今回の将棋はAIの評価値が二転三転しました。
つまり、永瀬王座にも勝機はあったわけです。
どうして逆転に至ったかというと、永瀬王座が敗着の一手を指す前に藤井七冠がAIの候補上位5位にない手を指したのです。
このブログは将棋専門ではないので、局面の詳しい解説は省略しますが、その局面では平凡な手で勝利をつかめていました。
恐らく、局面だけ切り取って次の一手問題にすれば、アマチュアの有段者なら1分もせずに読み切れたでしょう。
ところが、永瀬王座も一日中脳を使い切っていて1分将棋(1分経たないうちに指さなければ負け)の状態でした。
予想もしない手を刺されたうえに、相手が藤井七冠ということで焦りもあったでしょう。
目についた手で相手玉を詰ますことができるかと思いきや、何と詰まないということで急転直下の逆転劇。
そこからの藤井七冠は永瀬王座を的確に仕留め、王座位の奪取に成功しました。
最後に、対局者の顔写真を掲載します。
こちらが、防衛側(永瀬拓矢王座)の写真。
こちらが、挑戦者(藤井聡太七冠)の写真。
31歳の永瀬王座対21歳の藤井七冠ということで、非常にフレッシュな顔ぶれだったと思います。


