今回は、3連休のパ・リーグの動きを時系列でお話ししましょう。
この日の試合開始前時点では、クライマックスシリーズのチケットをかけて福岡ソフトバンクホークス、千葉ロッテマリーンズ、東北楽天ゴールデンイーグルスの3チームが2試合残して1.5ゲーム差という大混戦で、どこも2位になるチャンスがあるという状態でした。
そして、それにレギュラーシーズン優勝のオリックス・バファローズも絡むという展開です。
まずは7日 (土) です。
14:00にZOZOマリンスタジアムでロッテ対オリックスの試合が開始。
この日はロッテのアナウンサー谷保恵美さんのレギュラーシーズン最後のアナウンスの日でもありました。
球団もファンもポストシーズンで1試合でも多くアナウンスしてほしいという気持ちはあるでしょう。
しかし、試合展開はその思いとは裏腹に1対4であえなく敗戦。
それもとどめを刺したのは杉本裕太郎選手。
4回表に勝ち越しのソロホームラン、9回表にはダメ押しのソロホームランと2発でロッテを倒しました。
杉本選手、去年の4月10日にこの球場で佐々木朗希投手にパーフェクトを許した時の最後のバッターでもあっただけに、お返しと言わんがばかりの2発でした。
その後はロッテの本拠地最終戦でのセレモニー、そして谷保さんの引退セレモニーと続きました。
これで、この日18:00楽天モバイルバーク宮城で行われる楽天対ソフトバンク戦でソフトバンクが勝てば2位ソフトバンク、3位ロッテ、4位楽天の順位が確定するところでした。
しかし楽天も意地を見せ、2対5でリードされていた6回裏に辰己涼介選手が同点の3ランホームランを放ちます。
その後は両チームとも失点を許さず、5対5の引き分け。
これでソフトバンクは3位以上が確定し、CS進出決定。
楽天は首の皮一枚残しましたが、2位の可能性がなくなり、CSファーストステージは福岡(PayPayドーム)か千葉(ZOZOマリンスタジアム)のどちらかとなりました。
8日 (日) は試合なし。
まあ、昨日の試合自体雨天中止で延期になったもので、元々試合の予定が組まれていませんでした。
今日9日 (月・祝) は以下の予定で、全てが決まるはずした。
- 楽天対ロッテ(14:00開始、楽天モバイルパーク宮城)
- オリックス対ソフトバンク(18:00開始、京セラドーム大阪)
ところが、楽天対ロッテは雨天中止、明日18時からに変更となりました。
ということで、今日行われるのはオリックス対ソフトバンク戦のみとなります。
ソフトバンクは、勝つか引き分けで2位が確定します。
一方のオリックスも、勝つか引き分けで対ソフトバンク戦の勝ち越しが決まります。
では、ここで今日の結果をもとに明日の結果次第でどうなるかを整理したいと思います。
- ソフトバンクが勝つか引き分けた場合…ソフトバンクの2位が確定、明日の楽天対ロッテでロッテが勝つか引き分ければロッテが3位、楽天が勝てば楽天が3位
- ソフトバンクが負けた場合…明日ロッテが勝てばロッテ2位、ソフトバンク3位、ロッテ、楽天とも引き分けならソフトバンク2位、ロッテ3位、楽天が勝てばソフトバンク2位、楽天3位
ということで、ロッテファンにとっては今日の試合はやきもきするところでしょう。
また、チケット販売関係者で3チームに対して中立な立場であれば、早くファーストステージの開催地が決まってほしいということでソフトバンクが負けないことを期待すると思います。
さらに、三冠王争いも熾烈です。
どれもソフトバンクの近藤健介選手が絡んでいて、
- 首位打者争いでは頓宮裕真選手(オリックス)を4厘差で追う展開(頓宮選手は怪我で出場不可のため.307で確定)
- 打点王はチームメイトの柳田悠岐選手が1打点差で追う展開
- ホームラン王争いは浅村栄斗選手(楽天)とグレゴリー・ポランコ選手(ロッテ)を1本差で追う展開
という状態です。
一番難しいのは近藤選手が打率で頓宮選手を抜かしたものの、柳田選手に打点で抜かされた場合です。
この場合、藤本博史監督は近藤選手を引っ込めて両選手に1つずつタイトルを取らせるのか、もし近藤選手がホームランを1本打ったら三冠王に賭けるのかと、試合の勝敗と同じぐらい悩みどころになるのではないかと思います。
ということで、明日の楽天対ロッテ試合終了まで何が起こるか目が離せませんね。



