金曜日のニュースでトピックになりましたが、児童相談所の取り組みについて密着取材したシーンがありました。
場所は岡山県倉敷市。
岡山県倉敷児童相談所・浅田浩司所長(肩書は取材当時、今年3月末で退職)に密着取材していました。
こちらが浅田さんの写真です。
育児放棄をしていたある母親と、児童相談所に預けられている2人の子供。
親子が隔離されていた状況でした。
しかし、母親はそれまで続いていなかった仕事が続くようになり、また、子供も母親と一緒に暮らすことを望んでいる。
そういう様子を見て、浅田さんは子供を母親のもとに返し、親子で一緒に生活するようにします。
取り上げたケースでは、うまくいきましたが、やはり、このような仕事では痛みを感じる経験もあります。
かつて親元に戻せなかった子供の中には、生活費を稼ぐために風俗店で働き、その結果心身ともに傷ついたり、犯罪に手を染めたりするケースもあったそうです。
このような福祉(的)な仕事では、うまくいかなかった場合に相手の人生がうまくいかなくなるケースがあります。
こういう痛みを抱えながら進んでいかなければいけないのは、他人事には思えませんでした。
相手にできるだけ寄り添いながら仕事をしても、人間相手なだけに失敗をすると相手の人生を傷つけてしまいます。
それでも前を向いて進まなければならないのはつらいことでもあります。
その反面、うまくいって感謝された時は非常に嬉しいものです。
人を相手にする仕事では、だれしもうまくいかなかった経験という痛みを抱えながら仕事をしていくんだろうなって改めて感じました。
