インターネットによって、地球が狭くなったとはよく言われます。
確かに、海外の情報もそれまでよりは入手しやすくなったと思います。
ただ、それと同時に、英語の力が強くなったのではないかとも感じています。
特に、学術の分野でそれまでドイツ語が使用されていた部分でも現在では英語が使用されているケースもあります。
まず挙げられるのは、医師の書くカルテです。
かつては、ドイツ語での記入が求められていましたが、現在では、英語でよいことになっています。
また、酸性やアルカリ性の度合いを表す"pH"も、かつてはドイツ語読みの「ペーハー」が主流でしたが、現在は英語読みの「ピーエイチ」が多くなっています。
そして、その最たる言葉は「セミナー」ではないかと感じています。
この言葉、つづりでは"Seminar"とドイツ語、英語とも一緒です。
そして、かつては「ゼミナール」と呼ばれるのが一般的でした。
NHKの番組にも「クイズ面白ゼミナール」がありました。
そして、大学での研究のグループも「ゼミ」と呼ばれているのは、「ゼミナール」が由来です。
ところが、現在では、あるテーマについて教授する講演のことは「セミナー」と呼ばれるのが一般的です。
「セミナー」という言葉が使われるようになったのは、21世紀に入ってから多くなったような感じがします。
これは、コンピューターやインターネットがアメリカを中心に発展したのが大きな要素だと思います。
また、英語は、アルファベットが26文字しかなく、原則的に文字の上下にアクセント記号などの記号を付ける必要がありません。
そういうシンプルさがコンピューターの世界とマッチしたのではないかと思います。
今日のアイキャッチ写真は、今の気象情報です。
今晩は最低気温は10度を下回りますが、明日以降は最低気温も10度以上になりそうです。
