政府が決めた外国名の表記から、「ヴ」の文字が消えるようです。
この法案は、昨日衆議院で可決されました。
月内には参議院でも可決され、4月から施行される可能性が高いです。
(ソースはこちら)
これにより、カリブ海にある中南米の「セントクリストファー・ネーヴィス」は「セントクリストファー・ネービス」になりますし、西アフリカの島国である「カーボヴェルデ」は、「カーボベルデ」になります。
(セントクリストファー・ネーヴィスについてはこちら、カーボヴェルデについてはこちら)
このように、外国の固有名詞には、日本語にすると表記法がいくつかあるものがあります。
そして、「ヴ」以外に複数の表記法を組み合わせると、8つ組み合わせがある固有名詞があります。
そう、"Niccolò Machiavelli"(ニッコロ・マキャヴェッリ)です。
ファーストネームの「ニッコロ」はこれしか使われていませんが、名字の表記法が多彩です。
まずは、"chia"の部分が、「キャ」と「キア」の2つがあります。
次に"ve"の部分が、「ヴェ」と「ベ」の2つがあります。
そして、"lli"の部分が、「リ」と「(前から続いて)ッリ」の2つがあります。
(音節の分け方としては厳密には違うのですが、わかりやすく説明するために日本語表記と対応する形で分けています。)
そうすると、2×2×2で8通りあることになります。
そして、グーグルの検索結果を見ると、このようになります。
- マキャベリ(こちら)
- マキアベリ(こちら) → もしかして「マキャベリ」が表示
- マキャヴェリ(こちら)
- マキアヴェリ(こちら)
- マキャベッリ(こちら) →もしかして「マキャベリ」が表示
- マキアベッリ(こちら)→「マキアヴェッリ」の検索結果を表示
- マキャヴェッリ(こちら)
- マキアヴェッリ(こちら)
というわけで、「マキアベッリ」は一般的ではないものの、他の7つは使われていますし、表記法も多彩だとわかります。
ちなみに、個人的には7番の「マキャヴェッリ」が、原音に近く、一番しっくりきます。
個人的には、マキャヴェッリの「君主論」を高校の時日本語訳を読んで、イタリア語を勉強したいと思うようになりました。
ということで、自分の進路を決めた人でもあります。
ともあれ、外国語の表記法、いろいろあるなと改めて感じました。
